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無知な新人がGitに入門したときの備忘録

Last updated at Posted at 2022-11-25

(※2020年に書いた記事です)

はじめに

この記事は、無知な新人(私)がGitを使うことになったときの記録です。
自分用の備忘録としてここにおいておきます。

参考にさせていただいた記事

0歩目:リポジトリ管理の流れ(GitHub Flow)をざっくり知る

変更の樹形図

commit は、ある状態と、それに対する変更(差分)を保存します。
commit の履歴は、最初の状態から commit の連なりとして、樹形図のような構造で保存されます。
この樹形図をたどることで、任意の状態まで遡ることができます。
樹形図の枝をbranchといいます。

ざっくり GitHub Flow

こんな感じでしょうか...

  1. リモートの master ブランチの状態をローカルに反映(cloneまたはpull = fetch + merge)
  2. ローカルの hoge ブランチで編集して変更を保存(commit)
  3. ローカルの hoge ブランチをリモートの hoge ブランチに反映(push)
  4. リモートの hoge ブランチを master に merge する許可を乞う(pull request)
  5. 許可が出ない → コメントや指摘をもらって2に戻る
  6. 許可が出た → リモートの hoge ブランチをリモートの master ブランチに merge する
  7. 1に戻る

大事なこと

  • リモートとローカルは常に同じブランチ構造を保つ
  • リモートのmasterブランチに直接pushしない(できない設定にする)
  • ローカルのいろんなブランチからpushしない
  • コミットの粒度はできるだけ小さく

1歩目:ローカルにリポジトリを作る

ここから、練習で一連の流れをやってみましょう。
練習用にローカルにディレクトリを作ります。

$ mkdir gittest
$ cd gittest

このディレクトリをGitリポジトリにします。

$ git init

管理するテキストファイル(sample.txtとする)を作ります。

$ echo "Hello Git" >> sample.txt

変更を登録します。(commit するものを選択)

$ git add sample.txt

git status で状態を確認できます。

$ git status
On branch master

No commits yet

Changes to be committed:
  (use "git rm --cached <file>..." to unstage)
	new file:   sample.txt

コミットします。-mはコミットメッセージ( "my first commit"とする)を追加するオプションです。

$ git commit -m "my first commit"

ローカルのmasterブランチができているのを確認します。 *は現在のブランチを表しています。

$ git branch -a
* master

変更はすべて保存されました。

$ git status
On branch master
nothing to commit, working tree clean

2歩目:リモートにリポジトリを作る

準備

リモートのリポジトリを準備しておきます。今回はGitHubでリモートリポジトリを作りました。

  1. GitHub.comで、サインインまたはサインアップして、"Create Repository" から適当な名前をつけてリポジトリを作ります。
  2. リポジトリの "Setting" タブの "Deploy keys" にSSH接続のための公開鍵を追加します。公開鍵生成などの設定の仕方は「GitHubでssh接続する手順~公開鍵・秘密鍵の生成から~」を参考にしました。

リモートのリポジトリを追加します。ちなみに、originはリモートリポジトリを指すラベルのようなものですが、origin でなくても好きな名前をつけて大丈夫です。

$ git remote add origin git@github.com:[ユーザー名]/[リポジトリ名].git

リモートのリポジトリが追加されているのを確認します。

$ git remote -v
origin	git@github.com:[ユーザー名]/[リポジトリ名].git (fetch)
origin	git@github.[ユーザー名]/[リポジトリ名].git (push)

3歩目:ローカルの変更をリモートに反映する

ローカルでブランチの生成と切り替え、コミットまではできるようになりました。


$ git push origin [push元(ローカル)のブランチ名] : [push先(リモート)のブランチ名(master以外)]
  • :以下を省略すると、push元と同じ名前のリモートのブランチにmergeされる。
  • 同じ名前のブランチがない場合は、自動で同じ名前のブランチが生成される。

4歩目:プルリクエスト

というわけで、「プルリクエスト」をやってみます。
3歩目でリモートのmaster以外のブランチに反映させた変更を、リモートの mastermergeする際にプルリクエストを作成します。プルリクエストが承認されれば、mergeできます。「create pull request」からプルリクエストの投稿を行います。変更がリモートのmasterに無事mergeされれば、一時的にできていたブランチを消すことができます(と言われます)。

注意事項

※ローカルでmergeはしない!!
ローカルの(masterでない)作業用ブランチからリモートにpushする。

※ローカルと違う名前でpushしない!!
同じ樹形図を保てない。

※リモートの設定によってはいきなりmasterにpushしようとするとはじくことができる。
「ブランチのアクセス権」を設定しておくことでmasterへのやらかしを防げる。
できればCI環境を整えたい。

おまけ(もっとわかりたいときのためのメモ)

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