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[Git] 基礎 ~master反映まで~

Last updated at Posted at 2018-09-18

過去にSVNから移行した際のアウトプット/メモ。変な個所がありましたら、ご指摘いただけますと幸いです

Gitとは。

分散型バージョン管理システム。ブロックを色んなところで組み立てて、タワーに積み上げるイメージ。
対比として、中央集権型バージョン管理システムのSVNが挙げられる。

まずは大まかなイメージ図

登場するのは大きく分けてこの3つ。

・作業ブランチ
・リモート追跡ブランチ
・リモートブランチ

作業ブランチとリモート追跡ブランチを合わせた領域がローカルブランチ。

作業ブランチ

メンバー各々が開発を進めていく個人スペースで、機能毎に作業ブランチを作成してコーディングし、リモートブランチにpushしていく。別名だと追跡ブランチ(tracking branch)。

リモート追跡ブランチ

作業ブランチとリモートブランチの間に存在するブランチ。(上図参照)
作業ブランチとリモートブランチは直接のやり取りはせず、リモート追跡ブランチを介してやり取りをする。
git fetchした時に更新される。少しややこしい。

リモートブランチ

みんなで共有しているブランチ。git pushしない限り変更されない。
逆に言うと、リモートブランチにpushするとみんなに影響出ちゃう可能性があるので注意。

既存リポジトリのclone

$ git clone [url]

これだけ。

実務フロー

エディター上でも操作は可能だが、コマンドラインでの操作方法を記述

案件で機能追加が発生した場合

①作業ブランチを作成

②リモートブランチにpush

③masterブランチへmerge

①作業ブランチを作成

作業ブランチ作成。
※この時に最新のmasterから生やすように注意!

$ git branch ブランチ名

参照するブランチを切替

$ git checkout ブランチ名
Switched to branch 'hoge_branch'

ブランチ一覧&参照ブランチ確認

$ git branch -a
* hoge_branch   現在参照されているブランチ
 master           ローカルのmasterブランチ
 remotes/origin/master  リモート追跡ブランチのmasterブランチ

②リモートブランチにpush

開発が一段落したらソースをステージしてcommitしてpushする。(パルスのファルシのルシがパージでコクーン感)

ステージとは、commit予定のファイル一覧リスト,もしくは追加すること。このリストをHEADにcommitする。この時点では、リモートブランチに影響は出ない、言い換えるとローカル内でリモートに反映する準備をしただけ。SVN利用者は勘違いしやすい。

一応、差分が無いかstatusを確認する。差分が無ければ次へ。

$ git status

ソースをステージする。(索引に追加)

$ git add ファイル1 ファイル2 ...

~その他~
$ git add .     //すべてのファイル・ディレクトリ
$ git add *.css //すべてのCSSファイル
$ git add -n    //追加されるファイルを調べる
$ git add -u    //変更されたファイルを追加する

HEADにcommitする。

$ git commit
もしくは
$ git commit -a -m "任意のコメント"  //コミット (-aオプションは変更を自動検出してくれる

リモートブランチにpush。(ここで外部に更新内容が反映される)

$ git push origin ブランチ名  

その他コマンド

・HEADにcommitしたのを取り消したい

$ git reset --soft HEAD~2   #最新のコミットから2件分をワークディレクトリの内容を保持し取り消す
$ git reset --hard HEAD~2   #最新のコミットから2件分のワークディレクトリの内容とコミットを取り消す

追記
$ git reset --soft @~  #これでもいける。HEADと@は同じ意味

・commitメッセージを修正したい

$ git log
編集...

完了。

$ git commit --amend

複数修正したい場合

$ git rebase -i HEAD~2   #HEADから2件のコミットメッセージを表示

Viエディタ起動

pick commitId メッセージ // 2件目
pick commitId メッセージ // 1件目(最新)
.
.
.

上記の「pick」を「edit」に書き換えて保存してrebaseする。rebase危ないので用法用量を守って正しくお使いください。

$ git rebase --continue

③masterブランチへmerge

ローカルmasterブランチとリモートmasterブランチの差分を確認

$ git checkout master
$ git status

今度は機能追加で作成した作業ブランチとローカルmasterブランチの差分を確認。

$ git diff --name-status master hoge_branch

差分があったら、取り込む。

$ git fetch                #リモートの更新内容を取得
$ git merge origin/master  #取得した更新内容をローカルに反映

ローカルmasterブランチへ作業ブランチの内容を取り込む。

$ git merge master hoge_branch

リモートmasterブランチにpush

$ git push origin master:master

不要になったブランチ削除

機能毎にブランチをたくさん作成するので、こまめに消そうね。

作業ブランチ削除

$ git branch --delete ブランチ名

リモートブランチ削除

$ git push --delete origin foo
もしくは
$ git push origin :foo

参照

Subversionを使用し続けているプロジェクトがGitに移行することを考えてみた
【Git】基本コマンド
Gitコマンド一覧
Git 基本の用語集
git rebase についてまとめてみた
Git で不要になったローカルブランチ・リモートブランチを削除する方法

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