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HEREのWeather APIのサンプルデモ with SvelteKitのRemote functions

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これは HERE AdventCalendar 2025 10日目の記事です。

概要

タイトルのとおりです。
と、雑なプルリクエストの概要欄みたいなことを書きましたが、それ以上でもそれ以下でもありません。

以前作ったこちらのデモ

このAPIをHEREのAPIに変更しました。

デモアプリケーション

スクリーンショット 2025-12-10 9.11.05.png

APIから返ってくる値について

APIのURLやパラメーターは以下のように指定しています。
https://weather.hereapi.com/v3/report?products=observation&location=35.68,139.7666&lang=ja-JP&apiKey=xxxxxxx

こちらのAPIから返ってくる主なデータは、特定の地点における現在の気象観測データです。Callすると最寄りの観測点のデータが複数取得されます。
今回は先頭のデータのみを表示させています。
そのため、クリックした地点の名称がズレている事が多いです(あと、名称の表記ゆれがすごい)。

  • 基本情報
    • 天気の説明 (description, skyDesc): 「所々晴れ間が覗く、曇り」といった詳細なテキスト
    • 気温 (temperature): 現在の気温(摂氏)
    • 体感・快適度 (comfort): 体感温度に近い指標
    • 昼夜 (daylight): 現在が昼(D)か夜(N)か
  • 詳細データ
    • 湿度 (humidity): 相対湿度(%)
    • 風 (windSpeed, windDirection, windDesc): 風速(km/h)、風向(角度)、風向きの名称(「北」など)
    • 気圧 (barometerPressure): 気圧(hPa)とその傾向(上昇・下降など)
    • 視界 (visibility): 見通しの良さ(km)
    • 降水 (precipitation): 降水量や確率
  • メタデータ
    • 場所 (place): 国、都道府県、市区町村名
    • アイコン (iconLink): 天気を表すアイコン画像のURL
    • 観測時刻 (time): データが観測された日時

公式ドキュメントは以下です

デモでは、この中から「気温」「天気の説明」「湿度」「風速・風向」「場所名」「アイコン」を抽出してポップアップに表示しています。
アイコンが提供されているのが、こういうデモにはありがたいなと思いました。

価格について

気になるお値段なのですが、月2,500トランザクションまでの無料枠があります。
月1万トランザクションだと41ドル、月10万トランザクションだと539ドルのようです。

感想

今回、lang=ja-JPとしてレスポンスデータを日本語として取得しているのですが、表記ゆれが大きいので、表示させないほうが良かったかなと思っています(実際アプリケーションを触ってみてください)。
それ以外は特に不満なく、あらためてHEREのAPIは多機能だなと感じました。

今回SSRの恩恵を受け、API Keyの隠蔽が出来ています(開発ツールでAPIレスポンスを見てみていただけるとわかると思います)。このあたりの開発体験は非常に良かったです。

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