はじめに
- これまでの学習に続いて、今回は配列について学んだ結果をまとめてみました。
学習環境
- 今回はpaiza.ioのC言語のエディタを使いました。
サンプルコード
基本的な配列の使い方
- 以下のサンプルコードでは、配列の宣言をした後に1つずつ要素に値を代入しています。
- Javaなどとほとんど同じ構文なので覚えやすいです。
main.c
#include <stdio.h>
int main(void){
// 配列の宣言のみ
int int_ary[3];
int_ary[0] = 1;
int_ary[1] = 3;
int_ary[2] = 5;
printf("0番目の要素は%dです。\n", int_ary[0]);
printf("1番目の要素は%dです。\n", int_ary[1]);
printf("2番目の要素は%dです。\n", int_ary[2]);
}
実行結果
0番目の要素は1です。
1番目の要素は3です。
2番目の要素は5です。
配列の要素を全て0で初期化する
- 配列の宣言時に
{}
で初期化すると、配列の要素が全て0となります。 - なお、gcc等のコンパイラでは
{}
を許しますが、標準のC言語では少なくともひとつの要素を必要とします。
main.c
#include <stdio.h>
int main(void){
// 配列の宣言と同時に0で初期化
int int_ary[3] = {};
printf("0番目の要素は%dです。\n", int_ary[0]);
printf("1番目の要素は%dです。\n", int_ary[1]);
printf("2番目の要素は%dです。\n", int_ary[2]);
}
実行結果
0番目の要素は0です。
1番目の要素は0です。
2番目の要素は0です。
配列の宣言と同時に初期化する
- 配列の宣言時に
{要素1, 要素2, ...}
を代入すると、配列の要素を初期化できます。 - 「配列の要素数が5の時、3番目の要素まで初期値を指定する」ということも可能ですが、その場合は残りの要素は0で初期化されます。
main.c
#include <stdio.h>
int main(void){
// 配列の宣言と同時に初期化する
int int_ary[3] = {1, 3, 5};
printf("0番目の要素は%dです。\n", int_ary[0]);
printf("1番目の要素は%dです。\n", int_ary[1]);
printf("2番目の要素は%dです。\n", int_ary[2]);
}
実行結果
0番目の要素は1です。
1番目の要素は3です。
2番目の要素は5です。