はじめに
2024年12月下旬にSAA(SAA-C03)の再認定を目的として受験しましたが、前回の受験時(3年前)と勝手が違う部分も多々ありました。
そこで勉強法だけでなく、受験申し込み方法や受験会場なども合わせて合格体験記としてまとめてみました。
受験したきっかけ
- 以前に合格したSAAの資格の有効期限が、合格から3年後の2024年12月に迫ってきていました。
- 資格の有効期限が切れるのを防ぐ(有効期限を延長する)には、SAAに再度合格するか、上位資格に合格するかのいずれかが条件となりますが、今回は同じレベルのSAAを再受験することにしました。
- 最上位のソリューションアーキテクト プロフェッショナル(SAP)は、今の私の実力だと完全に無理だと判断しました...
受験までの大まかな流れ
実施したこと |
実施日 |
受験を思い立った時期 |
2024/9上旬 |
問題集の購入 |
2021/09/16 |
受験申込日 |
2024/11/26 |
オンライン問題集の利用開始 |
2021/11/28 |
試験日 |
2024/12/12 |
- 前回と同様に、AWS認定のページを経由してPearson VUEで受験申し込みをしました。
- 私が利用したテストセンター(横浜テストセンター)の場合、このテストセンターから直接試験申し込みをすると若干安くなるそうですが、申し込みサイトがわかりにくかったのでPearson VUEのサイトを使いました。
- 受験料は税込み22000円でした。
- これは受験後に知ったことですが、以前にクラウドプラクティショナーやSAAを取得した人は「50% 割引バウチャー」が発行されるようで、これを使えば半額で受験できたようです。
- 情報弱者だったので、11000円をお布施してしまいました...
- 試験会場に30分ほど早く到着したら、なぜか試験開始時刻より30分ほど早く試験がスタートしました。
- これは想定外で、心の準備が出来ていないうちに試験がスタートしました。
- ですがギリギリに会場に到着するよりはマシだと思うので、やはり少し余裕を持たせて会場に到着するようにスケジュールを立てた方が良いと思います。
- 持参する身分証明書は「運転免許証」と「マイナンバーカード」でOK。
- 前回の受験時は「運転免許証」と「写真付きの社員証」を使った気がしますが、今回は上記2種類の証明書を提示しました。
- 学生の場合は写真付きの学生証も使えるようですが、試験の種類や会場によって異なると思うので、事前にしっかり確認しておいた方が良いと思います。
- 試験前に顔写真を撮られます。
- 「写真を撮ります」と言われた時に、「あぁ、前回もそういえば写真を撮ったんだな~」と思い出しました。
- この写真は合格証明書にプリントされるわけではないので、内部での管理用に使われているのだと思われます。
勉強に使ったもの
- 受験を決めてからしばらくは問題集を読んで勉強していましたが、ほとんど身につきませんでした。
- これは問題集の内容が悪いというよりも、Kindleで買った問題集が非常に読みづらくて、長時間問題集に取り組むのが辛かったというのが大きいと思います。
- 前回はCrammediaのオンライン問題集を買って勉強しましたが、今回はPing-tのオンライン問題集を利用しました。
- Crammediaは問題数が220問で30日間のパッケージで6000円ですが、Ping-tは問題数が756問と圧倒的に多い上に無料だったので、今回はPing-tを使ってみました。
- Ping-tがダメそうならすぐにCrammediaに切り替えようかと思いましたが、問題と解答・解説の見やすさや、復習のしやすさなどが気に入ったので、そのまま受験当日まで基本的にPing-tの問題集だけで勉強を進めました。
- ...ということで、まともに勉強を開始したのはPing-tを使い始めた11/28以降なので、実質的な勉強期間は2週間ほどになります。
試験の内容
- 3年前に受験した時と比べてAWSのサービスがかなり増えているため、それに伴い試験範囲は非常に広くなっており、試験の難易度が3年前と比べてかなり難化したと感じました。
- 英語の問題文を日本語に機械的に翻訳しているようで、日本語が非常に分かりにくい問題文も多く、問題文を読むのに予想以上に時間がかかりました。
- また、「設問と解答の選択肢が全くマッチしていない」と思われる問題も幾つか存在していましたが、これは私の勘違いかもしれません。
- 問題の種類はAWSの全サービスから満遍なく出題されるわけではなく、特定のサービスに関するものが多いと感じました。
- コンピューティング:EC2、ECS、EKS、Lambda
- データベース:Aurora、DynamoDB、Multi-AZとリードレプリカ
- ストレージ:S3、NFS、FSx、StorageGateway
- ネットワーク:NATゲートウェイ、VPCピアリング、VPCゲートウェイ、PrivateLink
- その他:Kinesis、ElastiCache
- 四択の解答には解答と思われるものが2つ存在する時がありますが、問題文に書かれている「可用性を高める」「運用性・コストを考慮して」「(通信の遅延で)ユーザーにストレスを与えない」などの文言を読み取れれば、自ずと正解が絞られると思います。
- 試験の問題文はPing-tの問題集の問題文と比べてやや長いですが、問われている内容のレベルはさほど変わらないと思います。
その他
- AWS認定のアカウントにログインするまでがやっぱり一仕事。
- 前回受験時にアカウント情報をブラウザに記憶させておいて正解でした。
- メガネのチェックは今回も行われました。
- パッと見でスマートグラスは分かると思いますが、しっかり確認されました。
- 受験時はポケットの少ない服が吉。
- ロッカーに上着や鞄を入れた後、受験用の部屋に入る前にメガネも含めた身体チェックが行われますが、この際に「全てのポケットをひっくり返して不正行為をしていないことを照明する」ことになるので、ポケットの少ない服の方が慌てずに済むと思います。
- 試験結果のメールが届くのは試験翌日。
- ですが、AWS認定のページには試験終了後まもなく(※当日中)に結果が表示されています。
関連URL