2019年1月にAWSの入門者向け資格の「クラウドプラクティショナー」に合格したので、その時の勉強法などをまとめてみました。
受験したきっかけ
- 職場ではオンプレのサーバーを扱うことが多く、AWSに関する知識を習得する機会があまりなかったため。
- とは言っても、EC2などは使っていましたが...
- AWSに関する知識をある程度体系的に学んでみたかったため。
- 業務や自宅でAWSを触るだけだと、直接触れたことのないサービスについて学ぶ機会がないため。
- 初心者向けの試験なので、まず最初に受けるのに適当だと考えたため。
- 初級者~中級者向けの「アソシエイト」レベルの試験は、この次に受験することに...
受験までの大まかな流れ
実施したこと |
実施日 |
受験を思い立った時期 |
2018/11/20前後 |
試験に関する情報収集の開始 |
2018/11/20前後 |
参考書の購入 |
2018/11/29 |
模擬試験(1回目) |
2019/01/01 |
受験申込日 |
2019/01/02 |
本格的な学習の開始 |
2018/01/06頃 |
模擬試験(2回目) |
2019/01/16 |
試験日 |
2019/01/17 |
- かなり早い段階で合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイトを参考書として購入しましたが、当初は電車の中でパラパラと流し読みする程度でした。
- 元旦にWeb上で模擬試験を受けた後、試験直前にもう1回模擬試験を受けて到達度を最終確認しました。
- 元旦に酔っぱらった状態で勢いに任せて模擬試験を受けましたが、結果は合格でほっとしました(笑)
- 本格的に勉強を始めたのは試験2週間前...
- オンプレである程度の経験があれば、IAMやセキュリティグループなど"AWSに特徴的な部分"を集中的に学習すると効率が良いと思います。
- 業務でVirtualBoxやVMwareを扱ったことがあったので、仮想化技術に関する基礎的な知識があったのも多少はプラスに影響したと思います。
勉強に使ったもの
種類 |
役立ち度 |
参考URL |
合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト |
★★★ |
■ |
Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂版 |
★★ |
■ |
AWSome Day for Partner 2018まとめ |
★★★ |
■ |
AWSを実際に触る |
★★★ |
|
AWS クラウドサービス活用資料集 |
★★ |
■ |
オンラインの模擬試験 |
★★★ |
|
- 「合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト」は、AWS認定に関する唯一?の参考書なので、クラウドプラクティショナーよりもワンランク上の内容ですが、一通り読んで学習しました。
- AWSを触って学習する際には、「Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂版」を片手に勉強しました。
- 逆に、AWSを触りながら学習するのでなければ、この本よりも「合格対策...」を読んで学習した方が良いかもしれません。
- 私自身が書いた「AWSome Dayのまとめ」は、学習を始めた初期に全体像を把握するのに役立ちました。
- 勤務先では、昼休みに「AWS クラウドサービス活用資料集」をパラパラ見て学習することもありました。
- サービスごとに資料がまとめられていて学習しやすいですが、クラウドプラクティショナーよりもやや上のレベル向けの内容に感じました。
- "AWS認定"のサイトから申し込めるオンラインの模擬試験は、自身の実力を測るだけでなく、オンライン受験に慣れるためにも受験しておいた方が良いと思います。
- 本試験の方が問題が難しかったですが、解答の仕方や目印(フラグ)の付け方、解答を修正する方法などは模擬試験と同じなので、本試験で慌てずに済みます。
- 模擬試験は1回あたり2000円もしますが、1度は受験しておいた方が良いと思います。(正直なところ、参考書よりも役立った気がします...)
その他
- AWS認定のアカウントにログインするまでが一仕事。
- 最初はどこからログインすれば良いのかが分からず、ちょっと手間取りました。
- ログインした後、ダッシュボードから模擬試験や本試験を申し込む方法も少し分かりづらかったです。
- 試験会場だった「新宿駅前テストセンター」は、新宿駅南口の目の前なので分かりやすかったです。
- 受験の際には「免許証」と「クレジットカード」を提示するように要求されました。
- 最初は「免許証」と「社員証」を提示しましたが、クレジットカードを出すように要求されました。
- どうやらクレジットカードのサインを確認したかったようですが、なぜクレジットカードじゃないとダメだったのかは分かりません。
- 試験会場の部屋には、何も持って入ることができないので要注意。
- 手荷物や上着をロッカーに入れるだけでなく、ポケットの中身や腕時計までロッカーに入れるように指示されます。