以前「GitHub Discussionsで社内のQ&Aフォーラムを開設する」でもご紹介した通り、LIFULLではGitHub Discussionsを使った社内向けのQ&Aフォーラムを有志で運営しています。
このフォーラムは「あるシステムについて誰か詳しい人に相談したい」とか「設計についてチーム外にも相談したい」とか、エンジニアリングで困ったことをなんでも聞ける窓口になることを目指しています。最近ではアーキテクトチームや QA チームなどの公式の窓口としても利用でき、質問の内容に応じて適切な部署や人がアサインされる体制も整い始めました。
今年は240件程度の投稿がありました。2023年時点では生成AI以降下火になるんじゃないかと思ってたんですが、当時200件だったものがまたしっかり増えて利用されるようになったようです。
このDiscussionsは社内生成AIアプリであるkeelai(詳細はLLMを利用したPlatform Engineering)と連携していて、特に意図しなくてもソースとして機能するような仕組みになっています。
この記事ではここ1年に起こった面白い動きをまとめてみようと思います。
GitHub Actionsで翻訳できるようになった
自分たちはベトナムやマレーシアにも開発拠点があり、多言語対応が大きな課題になってます。「LLMを利用したPlatform Engineering」で紹介している生成AI API(keelai API)を利用して自動翻訳できるようになりました。
元々 / を区切り文字にして「 / が含まれている場合は翻訳済み」という判定が入っていたのですが、タイトル本文に含まれることも多かったので ♥️🌏♥️ という派手な区切り文字になってます(笑)。元々英語のタイトルの場合には翻訳しないような処理も入ってます。
また、本文も下部に折りたたみで英語やベトナム語が追記されるようになりました。
この機能自体もベトナム拠点のメンバーから「タイトルに英語を併記してくれないか」という要望を受けて、それなら自動翻訳までしてしまおうと実装されました。
Right now, many of the discussions are in Japanese.
KeelAI translation helps a lot with the content, but when I look at the list of discussions, the Japanese titles can sometimes make it a bit hard for me, a non-Japanese speaker, to quickly find what I need or see what's new.
海外メンバーからの投稿が増えた
昨年も紹介した内容なんですが、翻訳機能の提供後に海外拠点からの投稿が増えました。翻訳機能を実装後には半分弱が海外の投稿になっているようです。
2022年に提案や意見集約の場として使ってもらえていると書いたのですが、それがグローバルに広がっています。
協力への呼びかけがあった
去年も「パブリックコメントの場として利用してもらった」など、今年も質問以外の使われ方も引き続き行われていました。
特に良かったのが、EC2の開発サーバーでしか動作確認できなかったアプリを、docker composeでローカル開発できるようにしたという件の投稿です。
以下のPRで、をローカルで開発できるようにしました。
lifull/#11598******開発者の人たちにぜひ感触を試していただきたいです。忌憚なきご意見をお待ちしています
このPRは******-composeをほぼ流用しているので、******-compose関係者の方にも触っていただきたいです
こうした部署ごとの工夫ではできない横断的な動きの役に立てているのが嬉しいです。

