はじめに
こんにちは。
この度、初めてAWS Summit Japan 2025の1日目(6/25)に現地参加してきました。
現地の状況や拝聴したセッションの感想について
熱が冷めやらぬうちにまとめていきたいと思います。
当日の状況
事前準備とか移動とか
京葉線で幕張メッセへ。
某夢の国に向かうキラキラした方々も乗るのでは?と思っていましたが
電車を待つホームにはエンジニアと思しきサラリーマンの姿だらけ。
心の中で(これ全員海浜幕張駅まで向かうんだろうな…)と思いました。
多分その場にいた全員が同じことを思っていたに違いありません。
入場チャレンジ
現地に到着したのは09:40過ぎ。
お弁当引換券や基調講演の整理券の配布は既に終わっていました
10:00の基調講演はサテライト会場で見ることになったのですが、
そのサテライト会場も早いうちに満席となったらしく立ち見の方も多かったようです。
私はギリギリ最後に滑り込みで座れました。危なかった。
湿度との闘い
入場直後はとにかく
蒸し暑い!!!!!!!!!!!!!
この一言に尽きます。
当日は朝から雨が降っていてかなりジメジメした状況。
ハンディファンや汗拭きシートがあると便利かもしれません。
また、湿度が高いと汗が蒸発しづらいため暑く感じやすくなります。
自販機は2階にしか設置されていないので
水分は多めに持って行ったほうが良いです。確実に。
気温がそこまで高くないから…と油断していると死にかけます。
企業ブース
AWSパートナーのブースではお客様事例や各サービスのデモを色々見てきました。
普段自分が業務上使うことのないようなAWSサービスを活用した
アーキテクチャや運用事例に触れることができ、いい刺激というか学びになりました。
しかもこのブース、ノベルティを色々貰えたりします。
なんならノベルティを入れられる不織布バックもブースで貰えます。すごい。
体感ですが、アイマスクや食品系の配布が多めな気がするような…?
セッションの感想
私が拝聴したセッションの中で2つほど印象的なものがあったので紹介させてください。
そういえば、一部Roomでは傍の小さなモニタで音声文字起こしがされていました。
Amazon Transcribeの実演でしょうか?
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市場変化に対応するサントリーグループの基幹システム改革(事例セッション)
サントリーホールディングス様における既存インフラの移管について
20年以上運用しているシステムを移行する際に課題をどのような手法で解決したのか、
サービス連携でどういった工夫を行ったかを具体的に紹介されていたのが印象的でした。
既存システムのクラウド移行というのは課題が多くかなり大変な印象が根強いですが
遅かれ早かれ誰もがいつかは直面する問題のはず。
今後のクラウド移行の足掛けとなるような、非常に参考になるセッションでした。
なお、従来は日中に集積したデータを夜間バッチでまとめて処理していたとのことで、
対向システムや扱うデータの量を想像すると思わずウッとなりました。胃が痛い話。 -
公共機関におけるクラウドレジリエンス ~障害からより早く回復するシステムの作り方~(AWSセッション)
「壊れないシステムを作り上げることはできない。だから壊れても早く回復するシステムを作る必要がある。早く回復するにはどうすればよいか?」
高い可用性が求められるシステムにおけるレジリエンス強化の考え方や
日々の改善に向けてどのようなことが行われているか紹介されていました。
レジリエンスと堅牢性の考え方の違いとは?
レジリエンスを高めるには何が必要か?
漠然と知っているようで知らない部分に関する話だったので、
今回のセッションでレジリエンスに対する解像度が一気に上がりました。
具体的な事例も知りたいところですが流石にそれは難しいか…
また、AWS Expoの業界別パビリオンの中では
信濃毎日新聞株式会社様の生成AIを使った
見出し生成・検索用タグの生成・ファクトチェック支援が個人的には興味深かったです。
生成AIに限らず、新技術を取り入れづらそうな業界(※個人の偏見です)から
クラウドや生成AIを使った取り組みが発信されるのは新鮮で素敵だなあと思っています。
まとめ
どのエリアも独自性が高く充実したコンテンツだな…というのが全体的な感想です。
昨年以前は全てWeb視聴で参加していたのですが、現地参加は今回が初。
会場の熱気というかエネルギーの凄まじさは現地にいなければ分からないものだなあと痛感しました。
ブースもセッションの数もかなり多いです。
私の周り方が効率的ではなかったのもあり、
1日だけの参戦だと回り切れない場所が何ヶ所か出てきてしまいました。
セッションに全振りせずExpoをゆっくり回る時間も確保すべきでした。猛省。
2026年も開催されるみたいですしAWSを使われている方は是非。
余談。
記録用のiPadやカメラなど、重い荷物を片手に会場を駆けずり回っていたからか
家に帰ってから肩と足がバキバキになりました早く治りますように