VSCodeでJARファイルからライブラリを読み込む方法《Maven/Gradleを使わない方法》

Javaで軽くプログラミングをしたくて、ビルドツールをセットアップするのは面倒な場合に直接JARファイルを読み込みたいときのための忘備録。

２０２０年４月のVSCode Java Extensions Packのアップデートで、Maven/Gradleを使わずに読み込むことができるようになった。

Java Extensions Pack

Java Extension PackはVSCodeでJavaプログラムを作成・デバッグ・テストするための拡張機能。インストールはここから。

JARファイルを読み込む

左のタブで「JAVA DEPENDENCIES」の下の「Referenced Libraries」を探す。「Referenced Libraries」の横にある＋ボタンをクリックして、JARファイルを追加する。

出典：https://github.com/microsoft/vscode-java-pack/blob/master/release-notes/v0.9.0.md#work-with-jar-files-directly

JAVA DEPENDENCIES、Referenced Librariesが表示されない場合

なぜか分からないが表示されない場合がある。VSCode自体を再起動すれば大抵の場合は直る。

デフォルトで読み込むライブラリの設定

VSCodeのsettings.jsonでjava.project.referencedLibrariesを変更することでデフォルトを設定できる。

settings.json

"java.project.referencedLibraries": [
    "library/**/*.jar"
]