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Cloud Storage Transfer Service (S3 to GCS) をweb Consoleで挙動確認してみる

Last updated at Posted at 2019-09-13

S3 to GCS をするには、S3 -> ローカル -> GCS の方法と、
Cloud Storage Transfer Serviceを利用する方法があるみたいです。1 2
Cloud Storage Transfer Serviceはローカルを介さずなので、実行環境の整備の手間が少なそうなことや速度的なメリットがありそうなので使ってみました。

コスト

https://cloud.google.com/storage-transfer/pricing
驚く様な費用請求がされることは無さそう :ok_hand:

権限の設定

  • roles/storagetransfer.user を与えれば、コンソールが活性化され、後の工程でジョブの設定が可能です。 3 1.png

ソース (転送元)とシンク(転送先)を設定して使用するには追加のアクセス許可が必要です。
詳しいことはデータソースとデータシンクへのアクセスの構成を読む。4

転送設定とジョブの実行

  • ソースの選択

    • S3を選択する
    • 2.png
    • ソースに関しては転送パスを指定できる 5
      • input/20190906を指定すると、S3のinput/20190906のフォルダを転送できる
      • 何も指定しないとバケット内の全てが転送される
  • 転送先の選択

    • GCSのバケットを選択する
      • パスは指定できないようだ...:angel:
      • 3.png
  • 転送の設定

    • 1回切りのジョブなのか、定期ジョブなのかを選択して作成を押下
    • 4.png
  • 転送ジョブの確認

    • 転送の設定時に入力した説明の名称でジョブが作成し、実行される
    • 5.png
    • ジョブをクリックするとジョブの設定を確認することができる
      • 6.png
  • 転送結果

    • 転送先のバケットにinput/20190906のパスで転送される
    • 7.png

所感

  • 再マッピングはサポートされていない6のが何とも使いづらい :innocent:
  • web Consoleから操作できるので、エンジニア以外でも簡単に設定できそうなところが良い :thumbsup:
  • 1回切りのジョブの場合、すぐに転送が始まるため小さなファイルの転送でも問題無さそう:thumbsup:
  • 転送データが大きな際はS3 -> ローカル -> GCSより早そう(未検証) :thumbsup:

gsutil と Storage Transfer Service のどちらを使うべきか

公式に記載がありました 7

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