Ryzen3950xでマシンを自作して、意気揚々とWSL2の導入を進めていたところ、BIOSの仮想化が有効化されておらずこけてしまったのでトラブルシューティングを含め導入の流れを備忘録として。
基本的には以下の参考文献(2)の流れに沿って導入を行いました。
参考
(1)【WSL / WSL2】VSCode×WSLでWindows上にLinux開発環境を構築
(2) Windows 10 用 Windows Subsystem for Linux のインストール ガイド
導入環境
OS: Windows10 バージョン2004 (Build 19041.264)
CPU: AMD Ryzen3950x
WSL1のインストール→WSL2にアプデ
・ PowerShellを管理者権限で開き(スタートメニュー右クリックから)、
dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart
を叩いてWSLを有効化。
Path :
Online : True
RestartNeeded : False
・ 必要条件
必要条件として、x64システム: ver.1903以降, build18362以上など、ARM64のような他のシステムにも条件があるので確認が必要。
・仮想マシン機能の有効化
管理者としてPowerShellを開いて
dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
展開イメージのサービスと管理ツール
バージョン: 10.0.19041.572
イメージのバージョン: 10.0.19041.572
機能を有効にしています
[==========================100.0%==========================]
操作は正常に完了しました。
いよいよディストリビューションのインストール
Microsoft StoreでUbuntuを見つけてインストール→実行。
WslRegisterDistribution failed with error: 0x80370102
Error: 0x80370102 ??????????????????????????????????????
???
ネットで情報を漁ると、ハイパーユーザ権限が必要などの情報が。
しかし何を試しても解決せず。
呆然としつつインストールガイドをスクロールしていると...
インストールがエラー 0x80070003 またはエラー 0x80370102 で失敗した
コンピューターの BIOS 内部で仮想化が有効になっていることを確認してください。 これを行う方法の手順は、コンピューターによって異なりますが、最も可能性が高いのは CPU 関連のオプションの下です。- 参考(2)
書いてありましたね。
早速BIOSを起動。ASUS製のマザボ"TUF Gaming"を使用しているのでASUSサポートを参考に仮想化を有効化して再起動。
もう一度UBUNTUを起動...!!
Installing, this may take a few minutes...
Please create a default UNIX user account. The username does not need to match your Windows username.
For more information visit: https://aka.ms/wslusers
Enter new UNIX username: *****
New password:
Retype new password:
passwd: password updated successfully
Installation successful!
To run a command as administrator (user "root"), use "sudo <command>".
See "man sudo_root" for details.
Welcome to Ubuntu 20.04.1 LTS (GNU/Linux 4.19.128-microsoft-standard x86_64)
あざす!
これから色々と細かい設定や環境を作っていきたいと思います。
素人の備忘録(初投稿)ですが誰かしらの参考になれれば幸いです。