RAMDISK上でビルドする重要性
みなさんもブラウザのキャッシュをRAMDISKにされているかもしれません。
HDDの時代であれば高速化でしたが、
SSDであれば書き込み寿命が早くこないようにするためです。
M2.SSDであればRAMDISKよりまだ遅いものの、RAMDISK並の快適性がありますが、上記のような書き込み寿命を少しでも避けなければなりません。
システムをビルド
#!/bin/sh
export MAKEOBJDIRPREFIX=/mnt/ramdisk/obj
make -j $MAKEJOBS buildkernel KERNCONF=GENERIC __MAKE_CONF=/dev/null SRCCONF=/dev/null
make -j $MAKEJOBS buildworld __MAKE_CONF=/dev/null SRCCONF=/dev/null
make installkernel KERNCONF=GENERIC
make installworld
ようは MAKEOBJDIRPREFIX 変数が設定されていると、そこに作業用ファイルが入ります
portsをインストール(通常版)
#!/bin/sh
export WRKDIRPREFIX=/mnt/ramdisk/ports
cd /usr/ports/(カテゴリ)/(ports名)
make install clean
portsをアップグレード
#!/bin/sh
export WRKDIRPREFIX=/mnt/ramdisk/ports
portupgrade -a
#portupgrade -aRf
ようは、WRKDIRPREFIXが設定されていれば、
展開されたソースファイル、一時オブジェクトが入ります。
FreeBSDでRAMDISK?
それなりの物理メモリ容量が必要になりますが
/etc/fstab に
tmpfs /mnt/ramdisk tmpfs rw 0 0
tmpfs /tmp tmpfs rw 0 0
を追加するのみです。
容量を設定する必要がなく、tmpfsに入ったファイル分のメモリが動的に消費され、それらのファイルが消去されるとメモリが動的に空きます。