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Raspberry Pi 3の準備 インストールから起動まで

Last updated at Posted at 2017-05-14

●Raspberry Pi環境の全体はリンクを参照

必要なもの

    • Raspberry Pi 3本体(後述)
    • SDカード
    • SDカードメモリリーダライタ(後述)
    • ACケーブル
    • USBキーボード
    • USBマウス
    • HDMIモニタ
    • WindowsまたはMacのパソコン
    • プロバイダ接続のネット環境 

今回はパソコンはWindows10 Home Edition、ネット環境はドコモ光に無線LAN接続を前提にしています。ここでの用意はインストールするまでになりますので、持ち歩き用の用意は後程ここで説明します。

Raspberry Pi 3本体はAmazonから購入しました。
Raspberry Pi 3 MODEL B 【RS正規流通品】 + Pi3 用 5V 2.5A 電源 セット
ACケーブルはRaspberry Piが動くものを利用しないといけないので、電源セットを購入しました。iPadなどに付属している電源コンセントにmicroUSBケーブルを接続して利用している方もいらっしゃるようです。私は試したことがないので割愛します。

Raspberry Pi 3のダウンロードとインストール

Windowsパソコンを使用してRaspberry Pi環境をmicrosdカードにインストールします。必要に応じてmicroSDカードを初期化します。適当なメモリリーダライタを使います。今回はこのメモリリーダライタを使いました。
SDカードフォーマッターを使って初期化します。アプリケーションはSDカードフォーマッターからダウンロード、インストールします。

WindowsパソコンのUSBポートにmicrosdカードを挿入したカードリーダライタを挿します。

★sdformatterの起動、フォーマット実行

http://www.raspberrypi.org にアクセスしてRaspberry Piをダウンロードします。今回はPixelつきを選びます。
DD for WIndowsをダウンロードします。最新バージョンVer.0.9.9.8をダウンロードします。
DD for Windowsを管理者権限で起動します。DDWin.exeを右クリックして「管理者として実行」を選びます。

★DD for windowsの画像

ディスクはmicrosdカードのドライブが選択されていることを確認します。ファイル選択で、raspbianを選びます。
デフォルトでは、.ddiという拡張子しか表示しない設定となっているため、ファイルの種類(I)の項目でALL filesを選択します
OSをインストールします。今回は『ファイル』から『ディスク』へコピー(書込)するため書込を選択します。
参考ページ

Raspberry Pi 3の初期設定

raspbianを書き込んだmicrosdカードをRaspberry Piに挿入します。
HDMIのモニタ画面に表示させるため、HDMIケーブルをRaspberry Piに接続して起動します。起動は、電源の入ったACケーブルをRaspberry Piに接続すると起動します。USBマウスも挿します。

HDMIケーブルに接続している間にRaspberry Piの初期設定をします。以下、

    • Wi-Fi
    • Bluetooth

Wi-FiとBluetoothは標準で使用できますので、ここでは割愛します。そのほかに、以下の設定も行います。

    • VNC
    • SCP

WIndowsのパソコンと同じネットに接続しているWi-Fiまたはイーサネット接続後、DHCPで割り当てられているのでRaspberry Pi に割り振られたIPアドレスを調べます。

$ ifconfig
wlan0  inetアドレス:192.168.XXX.XXX ブロードキャスト:192.168.XXX.255 マスク:255.255.255.0
 ・・・・

inetアドレスに記載されているIPアドレスをメモしておきます。

rootユーザのパスワードを設定します。

$ sudo passwd root

また、Raspberry Piで最初から設定されているpiユーザがデフォルトではpi/raspberryなので、別のユーザで外部からログインをするなど工夫が必要になります。別のユーザをつくる方法は以下のQiita記事が参考になります。
http://qiita.com/R-STYLE/items/b481ba2d695ddf8bcee4

Windowsのパソコンに戻りVNC Clientをインストールします。
VNC Viewer
さきほどメモしたraspberry piのIPアドレスを入力します。
その後、raspberry piのユーザ、パスワードを入力します。

Windowsのパソコンに戻りWinSCPをインストールします。
WinSCP
こちらもVNC Viewerと同様、IPアドレス、ユーザ、パスワードを入力するとログインできます。以降特に紹介しませんが、設定したファイルをバックアップしたり、文字コードなどに注意して編集するために利用するといいかもしれません。私はバックアップ用に利用しています。Macの場合、無料で利用できるSCPソフトがありませんでした。

これで準備は終了です。

この記事はここまでになります。

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