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【Chrome Developer Tools】実例で学ぶelementタブで出来ること~CSS・margin編

Last updated at Posted at 2017-11-23

ある日のQiita Advent Calendar 2017のページです。
これを使って、Chrome Developer Tools(開発者ツール)を使ってみましょう:wink:
001_045.png

この記事で学ぶこと

  1. marginのシミュレーション方法。
  2. CSSのmarginについて

まずはじめに

この記事では、(例えば)カテゴリの1ブロックを「カード」と呼ぶことにします。
001_045_orange.png
オレンジ色の四角で囲んだ部分が、1カードです。
この画面キャプチャには、データベース、Webテクノロジーなど、6カード並んでいます。

ちなみに、カード1つ分のHTMLソースはこちら:arrow_down:
:warning:わかりやすくするために、一部省略しました。

カード1枚分
<div class="col-lg-3 col-md-4 col-sm-6">
    <div class="adventCalendarCard">
        <a class="adventCalendarCard_title-mobile" href="/advent-calendar/2017/categories/mobile">モバイル</a>
        <div class="adventCalendarCard_block">
            <div class="adventCalendarCard_block_stats">
                <span class="adventCalendarCard_block_counts">カレンダー数<span class="adventCalendarCard_block_count">11</span></span>
                <span class="adventCalendarCard_block_stocks">参加者数<span class="adventCalendarCard_block_count">144</span></span>
            </div>
            <ul class="adventCalendarCard_block_list">
                <li><a href="/advent-calendar/2017/monaca">Monaca</a></li>
                <li><a href="/advent-calendar/2017/automation">モバイル 自動化 / 自動テスト</a></li>
                <li><a href="/advent-calendar/2017/ios2">iOS2</a></li>
            </ul>
            <a class="adventCalendarCard_block_showAll" href="/advent-calendar/2017/categories/mobile">全て表示する</a>
        </div>
    </div>
</div>

隣のカードとの間隔を広くしてみる

下の図で「ここ!」と示している、赤と緑のカードの隙間をもう少し広げてみましょう。
今回は緑のカードを少し右にずらすことにします。
002_070.png

1.ずらしたいHTML要素を探す

まず、操作したいHTML要素を探します。
探し方は【Chrome Developer Tools】実例で学ぶelementタブで出来ること~HTML編をご覧ください:bow:
そして、緑のカード「Webテクノロジー」の<div class="adventCalendarCard">を見つけてください。

2.marginを設定する

上記で見つけた緑のカード「Webテクノロジー」の<div class="adventCalendarCard">に対して、左側に隙間を作りましょう。

developer toolをブラウザの下に表示させている場合は、このように:arrow_down:右側にあるComputedタブをクリック。
003_070.png

ブラウザの右or左に表示させている場合は、elementを選択した時点でこのような:arrow_down:表示になるかと思います。
004_070.png

この4色くらいの四角で、margin/border/paddingを設定することが出来ます。
赤い丸で示している:arrow_down:marginの左側をダブルクリックして適当な数値を入力すると・・・。
005_075.png

隙間が広がりました!:heart_eyes:
上下のカードと比べてみるとわかりやすいと思います。
006_075.png

3.実装に反映させる

さて、上記でシミュレーションした状態で、developer toolから緑のカード「Webテクノロジー」の<div class="adventCalendarCard">を見てみると、シミュレーション結果のCSSが反映されていることがわかります。

HTML側には「style属性」として追加されています。
CSS側には「elementクラスのstyle属性」という体で追加されています。
007_060.png
HTML側はこのままコピー&ペーストすればOK:ok:です。
CSS側は中カッコ→{}の中身だけコピー&ペーストしてください。idやclassの指定は別途自分で行う必要があります。

どうでしょう?
CSSがわからなくても実装が出来てしまいました:astonished:
developer toolすごいですねー。

marginとは?

よくわからないまま実装が出来てしまいましたが、何となくレベルでいいので理解しておきましょう:pig:
marginとは、ものすごくざっくりいうと、「外側の隙間」です。
つまり、ほかのHTML要素との隙間を調節したいなぁと思ったら、marginを操作すればよいわけです。

まとめ

  • 他のHTML要素との隙間を調節したい時のCSSプロパティは「margin」。
  • marginの調整はdeveloper toolから視覚的にシミュレーション可能。

おまけ

こういう記事を読んだら :arrow_down:
 CSSで「余白」を制してデザイナーに好かれよう
 デザイナーの考える「余白」とは何か書き下してみる
margin=余白をシミュレーションしたくなりますよね?:yum:

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