Amazon Linux WorkSpaces US イメージでシステムの起動時に日本語入力を有効化する

このトピックに関する新しい記事はこちら: 続・Amazon Linux WorkSpaces US イメージでシステムの起動時に日本語入力を有効化する

Amazon Linux WorkSpaces の US イメージで日本語の入力環境をセットアップしました。

US 言語でもはじめから iBus Kana Kanji がインストールされているので比較的セットアップは楽なのですが、追加で多少の設定が必要です。

私の設定手順は以下のとおりです。

1. ~/.xprofile に環境変数の設定を書く

   ~/.xprofile

   #!/bin/sh
   export XMODIFIERS=”@im=ibus”
   export GTK_IM_MODULE=”ibus”
   export QT_IM_MODULE=”xim”
   

2. Startup Applications に iBus デーモンの起動コマンドを追加する¹
   コマンド: ibus-daemon -drx
   

3. ターミナルから ibus-setup コマンドを実行して、 iBus の Preferences を開く

4. Input Method に "Japanese - Kana Kanji" を追加する

   

システムを再起動すると、無事に日本語入力が有効化されました

1. 理由は分かりませんが、iBus デーモンの起動を ~/.xprofile の中で行うと、GUI アプリケーションでインプットメソッドを有効化するキー (Zenkaku_Hankaku) が効かないことがあります。代わりに Starup Applications にコマンドを登録したところ、うまくいっているようです。 ↩