概要
Linuxには、vi
というエディタ(ページャ)が存在します。
vi
を用いることによって、様々なファイルを編集したり、シェルスクリプトなどのプログラミングを行うこともできます。
ここでは、よく使いそうなvi
の操作をメモしておきます。
操作としては、Esc
を押した際のコマンドモードを前提としています。
実行環境
- macOS BigSur 11.4
- CentOS7 (macOS上でLinux環境を構築する方法はこちらを参考にしました)
1. カーソル移動系
操作キー | 動作 |
---|---|
h |
← |
j |
↓ |
k |
↑ |
l |
→ |
gg |
ファイルの先頭に移動 |
G |
ファイルの末尾に移動 |
:n |
n行目に移動 |
2. 編集操作系(コピペ、検索、置換)
操作キー | 動作 |
---|---|
x |
1文字削除 |
dd |
1行削除 |
yy |
1行コピー |
p |
カーソルの次にペースト |
P |
カーソルの前にペースト |
u |
編集操作の取り消し |
/"string" |
検索したい文字列("string")をハイライト、nで下方向、Nで上方向にカーソル移動 |
:[option]s/old/new/g[option] |
基本的な置換の形。%で全体、nで行数指定、gの有無で全てかどうか等、様々なオプションの組み合わせで置換する |
終わりに
上記にいくつかの操作をまとめましたが、全てを網羅できてはいません。
当たり前に使いすぎて気づいていないけど便利な操作などあれば教えていただきたいです。
参考文献
この記事は以下の情報を参考にして執筆しました。