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VIVE Pro EyeでSRWorksを使う

Last updated at Posted at 2021-05-20

VIVE Pro Eyeのフロントカメラを使ってMRコンテンツを作成するために開発されたSRWorksというパッケージがあります。
バージョンの問題やUnityのXR用の環境設定などで導入につまずいたので忘備録として残しておきます。

環境概要

  • Unity 2019.3.2f1
  • Unity SteamVR Plugin 2.7.3 (sdk 1.14.15)
  • SRWorks_v0.9.7.1_Unity_Plugin

導入順序

1. 必要ファイルのDL

先に以下のサイトからファイルをDLしておく

Vive SRWorks SDK Release 0.9.7.1
必要なファイルは以下の3つ

  • SRWorks (XR) SDK Unity Plugin
  • SRWorks (XR) SDK Unity Samples
  • SRWorks Runtime
2. SRWorks Runtimeをインストール
  • ダウンロードしたzipファイルを解凍し、DLしたVIVE_SRWorksInstaller_0.9.7.1.msiを開き指示に従う
3. VIVE Pro Eyeは起動しておき、SteamVRのホーム画面が見える状態にしておく

※ このとき、SteamVRソフトからVIVE Pro Eyeのフロントカメラへのアクセスを有効にしておく必要あり

4. Projectを新規作成する

3Dを選択、名前は任意

5. XR機能の設定
  • まずはFile/Build Settingウィンドウの中のPlayer Settingを開く
  • XR Plug-in Managementをインストールし、Initialize XR on Startupの項目にチェックが入っていることを確認する
  • Player Settingウィンドウを閉じたあと、AssetsにXRというファイルが追加されていることを確認する

※ このとき、先にSRWorks SDK Unity PluginをインストールしてしまうとXR Plug-in Managementをインストールできなくなったので注意

6. SteamVR Pluginを導入する
  • Asset StoreよりSteamVR PluginをDL&Importする
  • インストール中いくつかのウィンドウが出てくるのでAccept Allを繰り返しクリックする
  • インストール完了後、Windows/SteamVR Inputウィンドウを開き、Save and generateボタンをクリックする
  • Assets/SteamVR_Inputが生成されていることを確認したあと、Open binding UIからバインディング設定ウィンドウを開く
  • Current Binding/Editからコントローラーバインディング設定ウィンドウを開きReplace Default Bindingをクリックする

※ SteamVRソフトの言語設定が英語になっていないとReplace Default Bindingボタンが表示されなかったので注意

7. SRWorks-Pluginを導入する
  • 先程DL&解凍しておいたファイルの中にあるVive-SRWorks-Unity-Plugin.unitypackageとVive-SRWorks-Unity-Experience.unitypackageをUnityへimportする
  • Assets/Vive_SRExperience/Scenes/Demoを実行すると様々なデモを体験することができる

参考記事

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