ローカル環境（Win7）でKubernetesを動かす #kubernetes

Minikubeとは

ローカル環境で動作可能なKubernetes（Win/Mac/Linux...）
Dockerホストが別途必要（Docker for Windows...）
ハイパーバイザーが別途必要（Hyper-V、VirtualBox...）
- Minikube用のVMイメージの作成は不要

インストール

Docker for Windowsインストール
- （省略）
VirtualBoxインストール
- （省略）
minikube.exeダウンロード
- https://github.com/kubernetes/minikube/releases
  - minikube-windows-amd64.exeをダウンロード
  - 保存先パスを環境変数PATHに追加
  - ファイル名を「minikube.exe」にリネームし、任意のフォルダに保存（例：c:\minikube）

Kubernetesクラスタの作成

ハイパーバイザーをVirtualBoxに設定

minikube config set vm-driver virtualbox

Kubernetesクラスタの作成

minikube start

状態確認

minikube status

ダッシュボード（ブラウザ）の起動

minikube dashboard

Minikubeへのデプロイ（Podの作成）

kubectl.exeダウンロード
- 最新バージョンの確認
  - https://storage.googleapis.com/kubernetes-release/release/stable.txt
  - 2018.05.28時点で「v1.10.3」
- ダウンロード
  - 下記URLのバージョンのところを最新のものに書き換える
    - https://storage.googleapis.com/kubernetes-release/release/v1.10.3/bin/windows/amd64/kubectl.exe
  - minikube.exeと同じフォルダに保存してパスを通す(例：c:\minikube)
deployment.yml作成

apiVersion: extensions/v1beta1
kind: Deployment
metadata:
  name: deployment-sample
spec:
  replicas: 2  // 同じ仕様のPodを2個起動する
  template:
    metadata:
      labels:
        app: deployment-sample  // Service作成時に指定するラベル名
    spec:
      containers:  // Podに含めるコンテナイメージの設定
      - name: nginx
        image: nginx:1.1
      - name: myapp
        image: myapp:1.1

ymlの内容を登録（Podのデプロイ、起動）

kubectl apply -f deployment-sample.yml

デプロイ後のイメージ

CI/CDの流れ

全体構成イメージ

検証環境（Kubernetes）へデプロイ
- 開発環境（ローカル）
  - Gitのdevブランチにpush
- CIサーバ
  - devブランチをチェックアウト
  - ビルド・単体テスト
  - Dockerイメージの作成（docker build）
  - イメージをDockerレジストリに登録（docker push）
  - 検証環境にデプロイ（kubectl apply）
    - DockerレジストリからDockerイメージを取得
    - Pod作成・起動
  - （Integration Test実行）
    - テストに失敗したらデプロイをロールバック（kubectl rollout）
- デプロイ後のイメージ
  - すでにDeploymentが存在する状態でkubectl applyを実行すると、新しいDeployment（Pod）が作成される
  - 新旧バージョンが混在した期間を経て、最終的に新バージョンに切り替わる（ローリングアップデート）

本番環境（Kubernetes）へデプロイ
- 開発環境（ローカル）
  - devブランチをmasterブランチにマージ
- CIサーバ
  - masterブランチをチェックアウト
  - ビルド・単体テスト
  - Dockerイメージの作成（docker build）
  - イメージをDockerレジストリに登録（docker push）
  - 本番環境にデプロイ（kubectl apply）
    - DockerレジストリからDockerイメージを取得
    - Pod作成・起動
    - リリースに失敗したらデプロイをロールバック（kubectl rollout）

課題

Dockerイメージのバージョン付け方
- そもそもつけるものなのかどうか
- docker buildとdeployment.ymlのバージョンをCIで更新する？？
本番環境へのデプロイはローリングアップデートでいいのか？
- ブルーグリーンとかカナリヤの場合はどうやる？
  - ブルーグリーンの場合は、新VerのPodに旧Verと異なるラベルを付与する
Dockerイメージ毎回作ると容量の問題は？
どういうNWの動きになってるの？

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Minikubeとは

インストール

Kubernetesクラスタの作成

Minikubeへのデプロイ（Podの作成）

CI/CDの流れ

課題

参考