0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

git init後のデフォルトブランチ名をmainに

Last updated at Posted at 2021-03-05

概要

ローカルリポジトリのデフォルトブランチ名変更

目的

git init コマンドで空のGitローカルリポジトリを作成する際のデフォルトブランチ名を master から main に変更したい。

環境

  • ホストトOS
    • Windows 10
  • 仮想化ツール
    • VMware Workstation Player 16.1.0
  • ゲストOS
    • CentOS 8
  • Git
    • 変更前
      • Git version 2.26.0
      • yum で日本の某ミラーサイトから最新取得
    • 変更後
      • Git version 2.30.0
      • 2021年1月15日現在の最新安定板ソース

背景

下記リンクのAWSハンズオンでAWSを実践しようと思い立ち、記載の手順通りに実施しようとした。

上記の手順ではReactプロジェクトをローカルリポジトリとして初期化し、
リモートリポジトリへpushする手順となっている。

  • git init 後のデフォルトブランチは master

他方、GitHubは昨年秋頃より新規リポジトリのデフォルトブランチ名を master から main に変更していた。

  • GitHubリポジトリ新規作成後のデフォルトブランチは main

リモートリポジトリにはない新規ブランチとして master をpushしても良かったが、
GitHubの声明を読む感じだと今後はGitのデフォルトブランチは main になるのが主流と考えられる。
個人的に main を意識づけしたくローカルリポジトリのデフォルトブランチを変更する方法を調査した。

過程

  • 所要時間 : 2時間
    • 調査 : 1時間30分
    • 実施 : 30分
  1. Git version 2.30.0のソースコードをダウンロード
  2. make configure
  3. ./configure
  4. make prefix=/usr/local all
  5. make prefix=/usr/local install
  6. ゲストOS再起動 <= インストールに成功しても再起動しないと反映されなかった。常駐サービスの再起動でも反映可能か?
  7. npx create-react-app amplifyapp <= 適宜作業ディレクトリにて
  8. git init <= 6.で作成した amplifyapp ディレクトリに移動して実行
  9. git remote add origin git@github.com:{GitHubアカウント}/{新規作成したリモートリポジトリ名}.git
  10. git add .
  11. git commit -m "{適宜コミットコメント}"
  12. git push origin main <= AWSハンズオンサイトではブランチ名が master だったのを main に変更

※途中、Ed25519方式の鍵ペアを作成してGitHubのSSH秘密鍵に登録した。割愛。

結果

問題なくリモートリポジトリの main ブランチに反映できた。
CentOS 8 のyumリポジトリでは、Git最新版が2.27系の模様(2020/01/15現在)。
仕方なくGit公式リポジトリから最新ソースを取得してビルドした。
git config --global init.defaultBranch main でデフォルトブランチ名を main に変更した。
その結果、AWSハンズオンの手順の通りにローカルリポジトリのmainブランチの変更をリモートリポジトリのmainブランチに反映できた。

参照 および 引用

技術情報をご共有頂きましてありがたい限りです。 m(_ _)m

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?