#環境
-CentOS 6.9
-git 2.6.2
#目的
サーバー構築する際にいちいち調べるのが面倒なので自分用に1つにまとめるため。
Gitの公式が(個人的に)分かりにくいため。
デフォルトの1系でも問題ない方はしなくてもよい。2系での変更点は自分で調べてください。
#Gitを取得
使いたいGitのverをこちらから取得。今回はlinuxのためtarファイル。
(2018/08/08 追記)curl https://github.com/git/git/archive/v2.x.x.tar.gz
の方が楽ですね。
現行最新は2.18.0になります。
#Gitファイルの解凍
tarファイルを任意のディレクトリに保存して、解凍する。
# tar xvf git-2.6.2.tar.gz
#Gitの確認
まず、Gitが入っているか確認する。デフォルトだと1.7.1とか入っているはず
# git --version
#Gitの削除
古いGitを削除する場合。
# yum remove git
削除後に再ログインして、Gitの確認を行うと消えているはず。
#パッケージのインストール
Gitのインストールに必要なパッケージをインストールします。(公式に載っています)
# yum -y install curl-devel expat-devel gettext-devel openssl-devel zlib-devel perl-ExtUtils-MakeMaker
#Makefileの作成
Makefile...ソースコードをビルドするために必要な環境が整っているかチェックしてくれる
autoconfのインストール
# yum -y install autoconf
autoconf...Configureスクリプト実行時にMakefileを自動生成してくれる
##Configureスクリプトの作成
ConfigureスクリプトはMakefileを作ってくれます。
# make configure
GEN configureと表示されました。
##Configureスクリプトの実行
# ./configure
実行すると以下の感じになりました。
[root@xxxx git-2.6.2]# ./configure
configure: Setting lib to 'lib' (the default)
configure: Will try -pthread then -lpthread to enable POSIX Threads.
configure: CHECKS for site configuration
checking for gcc... no
checking for cc... no
checking for cl.exe... no
configure: error: in /xxxx/yyyy/git-2.6.2
:
configure: error: no acceptable C compiler found in $PATH
See `config.log' for more details
要はgccが入ってないと言われている。
##コンパイラのインストール
gccの確認。
# rpm -qa|grep gcc
コンパイラのインストール
# yum -y install gcc
#ソースコードのコンパイル
実行ファイルの生成
# make prefix=/usr/local all
インストール
# make prefix=/usr/local install
最後にlinuxの再起動をして
# git --version
で、新しいGitの完成よ!!