ArchLinux のマシンで日本語入力できるようにします。

環境

TL;DR

ロケール（言語環境）の設定で日本語ロケールが有効になっている必要があります。

現在の設定は以下のコマンドで確認できます。

terminal

locale -a

出力に ja_JP.utf8 が含まれていていたら OK。日本語ロケールがすでに有効化されているということです。

日本語ロケールが有効化されていない場合は /etc/locale.gen ファイルを開き、 ja_JP.utf8 をアンコメント（コメントアウトの逆）します。

/etc/locale.gen

  #...
  #ja_JP.EUC-JP EUC-JP
- #ja_JP.UTF-8 UTF-8
+ ja_JP.UTF-8 UTF-8
  #ka_GE.UTF-8 UTF-8
  #...

そしてロケール設定を再生成することで、変更が反映されます。

terminal

locale-gen

ArchWiki に日本語フォントがいくつか紹介されています。

どのフォントがいいのかわからないので、とりあえず noto-fonts-cjk を入れてます。

terminal

sudo pacman -S noto-fonts-cjk

フォントファイルが手元にある場合は /usr/share/fonts か $HOME/.local/share/fonts に入れます。

入力メソッドを設定するには、入力メソッドフレームワークと入力メソッドエディター（IME）のインストールが必要なようです。

いくつか選択肢があるようですが、僕の環境の場合 fcitx5-im と fcitx5-mozc をインストールしてうまくいきました。

terminal

sudo pacman -S fcitx5-im fcitx5-mozc

$HOME/.xprofile

+ # Enable Fcitx5
+ # See https://wiki.archlinux.org/title/Localization/Japanese
+ GTK_IM_MODULE=fcitx
+ QT_IM_MODULE=fcitx
+ XMODIFIERS=@im=fcitx

Fcitx5 の設定ファイルは、~/.config/fcitx5/ にあります。

設定ファイルを開いてみましたがよくわかりませんでした。

「Ctrl + Space」を押して言語入力を切り替えます。