[前回] AWS公式資料で挑むSCS認定(3)-対象サービス攻略
はじめに
今回から、サービスを一つずつ理解していきますが、
その前に、それぞれの目的や依存関係を加味し、勉強順つけようと思います。
「xxxサービスを真っ先に」名人からお勧めの一言ほしい。。。
サービスの勉強順序を決める
一旦、カテゴリ三つに分けました(あくまで個人の理解と独断です)。
サービス名は、略称または先頭の「Amazon」「AWS」を省きました。
超重要
自分の中で一番力を入れたいトップ3
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IAM - アクセス制御
- AWSセキュリティの土台で超超超重要
 
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VPC - 仮想ネットワーク
- サービスはVPC上で連携しながら動く、データ通信が盗聴されたら。。。
 
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KMS - 暗号化キーの作成・制御
- 機密情報の暗号化に使うキーが攻撃者の手に渡ったら。。。
 
重要
セキュリティ対策に欠かせない、と思われるもの
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Cloudwatch 
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CloudTrail - システムログやイベント収集
- 操作履歴を記録しておかないと、セキュリティ始まりませんので
- 両者の違いはなんだ?(自分の宿題)
 
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WAF 
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Network Firewall - ファイアウォール
- 入り口でサイバー攻撃を止めてくれる優れもの
 
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Shield - DDoS攻撃対策
- 攻撃者が複数機器を乗っ取り一斉攻撃、過剰負荷でサービス停止の恐れ
 
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ACM - 証明書発行・管理
- SSL/TLS証明書を簡単にプロビジョニング、管理、デプロイ
 
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Single Sign-On 
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Cognito - 認証・認可
- 認証が攻撃者に突破されたら、CIA(機密性・完全性・可用性)破綻の恐れ
 
普通
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Macie 
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GuardDuty 
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Inspector 
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Detective - 不正アクセスの検知・監視・分析
 
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Audit Manager 
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Security Hub 
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Trusted Advisor - セキュリティ診断・監査
 
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Systems Manager 
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Firewall Manager 
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Config 
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Organizations - 管理・設定ツール
 
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CloudHSM - 暗号用ストレージ
- ハードウェアセキュリティモジュール(HSM)で暗号化キー保管や暗号化タスク実行
 
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Directory Service - Microsoft Active Directory(AD)
- ADをAWSの他のサービスと併用したい場合
 
おわりに
サービスの勉強をスムーズに進めるため、優先順位付けてみました。
各々のサービスが、AWSセキュリティ4点方針「防止、検出、対応、修復」
いずれかの実現を目的としていることも、再確認できました。
次回は、IAMの勉強に入ります。お楽しみに。
