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温度データをGravioで収集してみた

Last updated at Posted at 2018-08-28

【2018/11/30追記】
Gravioの新しいバージョンの公開に伴い、新しい記事を作成しました。
そちらをご参照いただければと存じます。

Gravioホームページ

Gravioとは?

Gravioのインストール方法

温度センサーのデータをエクセルで簡単に表示

Slackとボタンスイッチセンサーで「呼び出しシステム」を作ってみた!


GravioでBluetooth接続温度センサー「CC2650STK」(Texas Instruments社製)から温度データを収集、見える化してみました。

準備するものと今回試した環境

■PC
・Bluetooth内蔵
・Windows 10 バージョン 1803
Gravio
・Studio version 1.5.1167.0
CC2650STK SimpleLink SensorTag
・FW rev. :1.40

手順

1. センサーとGravioを接続する

(1) PCとセンサーをペアリングする

Windowsの“設定>デバイス>Bluetoothまたはその他のデバイス“より、「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」をクリックします。Bluetoothセンサーの一覧から、CC2650 SensorTagとペアリングします。

(2) Gravioのメイン画面からデバイス管理画面を開く

メイン画面から“デバイスの編集“をクリックし、「デバイス管理」画面を開きます。
Gravio_デバイス管理画面を開く

(3) Bluetoothセンサー接続画面を開く

デバイス管理画面の右上にあるBluetoothマークをクリックし、「Bluetoothセンサー接続」画面を開きます。
Gravio_Bluetooth接続画面を開く
既にPCとペアリング済みで、かつGravioが取り扱えるセンサーの一覧が表示されます。

(4) CC2650と接続する

データを収集するセンサーの“接続”ボタンをクリックします。
Gravio_CC2650と接続する
センサーとGravioが接続できました。

2. センサーをGravioに登録する

(1) エリア・レイヤーを登録する

エリア・レイヤーは、Gravio独自の仕組みで、設置エリアとデータの種類を区切る(分ける)ために必要なものです。
Gravioではセンサーデータを一括で管理する範囲を“エリア”として規定します。例えば、会議室A,会議室Bと分けるイメージです。
また、“レイヤー”では、収集するデータの種類を設定して、対象となるセンサーを指定します。
レイヤーごとにフィルタリングを行い、データを一括で出力することが可能です。各エリアの同じレイヤーで同一種類のデータを収集することで、エリアごとの比較が容易に行なえます。
Gravio_エリアとレイヤーについて
エリアの追加するには、エリア枠の右上にある “+ボタン>エリアの追加”をクリックし、エリアを追加します。
Gravio_エリアを追加する1
Gravio_エリアを追加する2
エリアを追加すると、ベースレイヤーが同時に作成されます。

作成したエリアにレイヤーを追加したい場合は、“+ボタン>レイヤーの追加”をクリックして、作成できます。

(2) レイヤーにセンサーを登録する

レイヤーを選択し、下図の赤枠で示した+ボタンから収集するデータの種類とセンサーを設定します。
Gravio_レイヤーにセンサーを設定する1
「センサータイプの設定」画面でデータの種類( Temperature Data)を選択すると、該当データを収集可能なセンサーが表示されます。
そのセンサー一覧の中から、レイヤーに登録するセンサー(CC2650)を選択します。
Gravio_レイヤーにセンサーを設定する2

3. データの収集を開始する

下図の赤枠のスライドボタンをONにすることで、データの収集を開始します。
Gravio_データ収集を開始する

4. データビューアーで表示する

データを収集できていることを、データビューアーで確認します。

左のメインメニュー一覧の「データビューアー」をクリックするとデータビューアーが開きます。
右上のボタンでは、デバイス値を有効にするとグラフが表示され、LIVEボタンをクリックして有効にするとリアルタイムでデータが表示されます。
image.png
以上が温度データ取得までの操作方法です。

動画でも解説していますのでそちらも参考にしてください。
(YouTubeにリンクします↓↓)

【Gravio】温度データの取得方法

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