【2018/11/30追記】
Gravioの新しいバージョンの公開に伴い、新しい記事を作成しました。
そちらをご参照いただければと存じます。
Gravioホームページ
Gravioとは?
Gravioのインストール方法
温度センサーのデータをエクセルで簡単に表示
Slackとボタンスイッチセンサーで「呼び出しシステム」を作ってみた!
GravioでBluetooth接続温度センサー「CC2650STK」(Texas Instruments社製)から温度データを収集、見える化してみました。
準備するものと今回試した環境
■PC
・Bluetooth内蔵
・Windows 10 バージョン 1803
■Gravio
・Studio version 1.5.1167.0
■CC2650STK SimpleLink SensorTag
・FW rev. :1.40
手順
1. センサーとGravioを接続する
(1) PCとセンサーをペアリングする
Windowsの“設定>デバイス>Bluetoothまたはその他のデバイス“より、「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」をクリックします。Bluetoothセンサーの一覧から、CC2650 SensorTagとペアリングします。
(2) Gravioのメイン画面からデバイス管理画面を開く
メイン画面から“デバイスの編集“をクリックし、「デバイス管理」画面を開きます。
(3) Bluetoothセンサー接続画面を開く
デバイス管理画面の右上にあるBluetoothマークをクリックし、「Bluetoothセンサー接続」画面を開きます。
既にPCとペアリング済みで、かつGravioが取り扱えるセンサーの一覧が表示されます。
(4) CC2650と接続する
データを収集するセンサーの“接続”ボタンをクリックします。
センサーとGravioが接続できました。
2. センサーをGravioに登録する
(1) エリア・レイヤーを登録する
エリア・レイヤーは、Gravio独自の仕組みで、設置エリアとデータの種類を区切る(分ける)ために必要なものです。
Gravioではセンサーデータを一括で管理する範囲を“エリア”として規定します。例えば、会議室A,会議室Bと分けるイメージです。
また、“レイヤー”では、収集するデータの種類を設定して、対象となるセンサーを指定します。
レイヤーごとにフィルタリングを行い、データを一括で出力することが可能です。各エリアの同じレイヤーで同一種類のデータを収集することで、エリアごとの比較が容易に行なえます。
エリアの追加するには、エリア枠の右上にある “+ボタン>エリアの追加”をクリックし、エリアを追加します。
エリアを追加すると、ベースレイヤーが同時に作成されます。
作成したエリアにレイヤーを追加したい場合は、“+ボタン>レイヤーの追加”をクリックして、作成できます。
(2) レイヤーにセンサーを登録する
レイヤーを選択し、下図の赤枠で示した+ボタンから収集するデータの種類とセンサーを設定します。
「センサータイプの設定」画面でデータの種類( Temperature Data)を選択すると、該当データを収集可能なセンサーが表示されます。
そのセンサー一覧の中から、レイヤーに登録するセンサー(CC2650)を選択します。
3. データの収集を開始する
下図の赤枠のスライドボタンをONにすることで、データの収集を開始します。
4. データビューアーで表示する
データを収集できていることを、データビューアーで確認します。
左のメインメニュー一覧の「データビューアー」をクリックするとデータビューアーが開きます。
右上のボタンでは、デバイス値を有効にするとグラフが表示され、LIVEボタンをクリックして有効にするとリアルタイムでデータが表示されます。
以上が温度データ取得までの操作方法です。
動画でも解説していますのでそちらも参考にしてください。
(YouTubeにリンクします↓↓)