はじめに
GitHubも無償でできることが拡がってきており、以前と違って有償プラン(GitHub Pro)を利用する動機付けが乏しいのかも知れませんが、ここでは、FreeプランからProプランへの移行申込方法についてご紹介します。入力等、画面を見ればあまりにも自明だからなのか、Qiitaでも類似した記事を見つけられなかったので、書いてみました。
なお、そもそもGitHubにアカウントを持っていない、ということであれば、以前書いたこちらの記事をご覧くださいませ。
FreeプランとProプランの違い
移行手続きに入る前に、FreeプランとProプランでできることにどの程度違いがあるのでしょうか?詳しくは、Pricingのページをご覧いただくのが...と思ったら、こちらには、Free / Team / Enterprise / GitHub One の比較表はあるのですが、Proプランは紹介されていないようです。Proプラン申込手順の中で、あらためてご紹介しましょう。
Proプラン申込手順
自アカウントにログイン、加入中プランを確認
GitHubにアクセスし、自分のアカウントにログインします。
右上のアイコン(自分の顔写真だったりイニシャルだったり)をクリックし、表示されるメニューからUpgradeをクリックします。
アップグレードプランの内容・費用確認
FreeプランとProプランの比較(結構長い)、ならびに費用が表示されていますので、確認の上、Upgrade to Pro
ボタンをクリックします(すると、より簡潔なProプラン提供機能が紹介されます)。
アップグレードプランの内容・費用の再確認と、支払方法の入力
さて、Upgrade to Pro
ボタンをクリックすると、まずは、GitHub Proプランの内容として、
- GitHub Freeプランで提供される内容 プラス
- Privateリポジトリでのレビュー(変更承認)を必須に設定可
- Privateリポジトリでのブランチ保護を設定可
- Privateリポジトリでのリポジトリインサイトを確認可
- PrivateリポジトリでのWiki利用可
- PrivateリポジトリでのGitHub Pagesの利用可
- Privateリポジトリでのコードオーナーの指定可
- GitHub Actionsを3000分 利用可
- GitHubパッケージ用のストレージを2GB 利用可
が挙げられています(2021/01/23現在)。また、費用は月払い(Pay monthly)であれば月額 4.00米ドル、年払い(Pay yearly)であれば年額 48.00米ドルということで、特に割引の設定はない模様です(2021/01/23現在)。
支払いはクレジットカード、またはPayPalで行うことができます。必要な情報を入力したらSubmit
ボタンを押します。
アップグレード、および支払内容の確認
Submit
ボタンを押すと、確認画面が表示されますので、確認の上、問題がないようであれば、Upgrade my account
ボタンをクリックします。
アップグレード完了
Upgrade my account
ボタンをクリックすると、Current Plan(現在加入中のプラン)としてGitHub Proの内容と費用、および、各種サービスの当月の利用状況が表示されます。
おわりに
GitHubの場合、Publicなリポジトリでできたあんな事やこんな事がPrivateリポジトリでもできるようになる、というのが大きな違いになりますね。それでは!