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【目次】
- IDCAMS
- DFSORT
- DFSMSdss
- DFSMSdfp
1.IDCAMS
<用途>
a. カタログの定義・削除・バックアップ・リストア
b. VSAMデータセットの定義・削除
c. 非VSAMデータセットの定義・削除
d. データセットやボリュームに関する情報取得
<マニュアルリンク>
DFSMS Access Method Services Commands
<よく参照する内容>
・DELETE(削除) データセット、カタログの削除
削除 - IBM Documentation
・DEFINE CLUSTER VSAMデータセットの作成
DEFINE CLUSTER - IBM Documentation
・DEFINE NONVSAM 非VSAMデータセットの作成
DEFINE NONVSAM - IBM Documentation
・DEFINE USERCATALOG ユーザーカタログの作成
DEFINE USERCATALOG - IBM Documentation
・LISTCAT カタログ項目のリスト
DEFINE USERCATALOG - IBM Documentation
・DCOLLECT データセット、ボリューム、SMS構成などの情報取得
DCOLLECT - IBM Documentation
・EXPORT カタログやVSAMデータセットのエクスポートまたはバックアップ・コピー
EXPORT - IBM Documentation
・IMPORT カタログやVSAMデータセットの復元(リストア)
IMPORT - IBM Documentation
・ALTER KSDS に対する CA レクラメーション処理の属性変更
IDCAMS ALTER - IBM Documentation
2.DFSORT
<用途>
a. データセットの並べ替え、マージ、コピー、フィルタリング、集計
b. JCLと制御文を使って、ログ抽出やデータ加工などの処理を効率的に実行
<マニュアルリンク>
IMPORT - IBM Documentation
<よく参照する内容>
・ ICETOOL
「DFSORT」の機能を活用し、一度のバッチステップで複数の処理を実行できる多目的ツール
IMPORT - 概要 - IBM Documentation
3.DFSMSdss
<用途>
a. ボリューム間でデータセットを効率的にコピー・移動
b. 複数データセットの一括バックアップ(DUMP)・復元(RESTORE)
c. ボリュームのストレージの効率化
<マニュアルリンク>
DFSMSdss ストレージ管理の要約 - IBM Documentation
<よく参照する内容>
・COPYコマンド
論理・物理コピーの両方の処理が可能
DFSMSdss の COPY コマンド - IBM Documentation
・DUMPコマンド
データセットやボリュームのダンプを行う際に用いる
ダンプの処理方法(論理・物理)に応じて、構文が異なる
DFSMSdss の DUMP コマンド - IBM Documentation
・RESTOREコマンド
ダンプしたデータセットやボリュームを復元する
DFSMSdss の RESTORE コマンド - IBM Documentation
・DEFRAGコマンド
ボリュームの断片化を解消し、空き領域を増やす
DFSMSdss の DEFRAG コマンド - IBM Documentation
4.DFSMSdfp
<用途>
データーセットの比較・コピー・作成やリスト出力
<マニュアルリンク>
DFSMSdfp - IBM Documentation
<良く参照する内容>
・IEBCOMPR データセットの比較ができる
IEBCOMPR (データ・セット比較) プログラム
・IEBCOPY 区分データセットのコピーができる
IEBCOPY (ライブラリー・コピー) プログラム
・IEBGENER 順次データセットのコピーや生成ができる
IEBGENER (順次コピー/生成データ・セット) プログラム
・IEHLIST DASDボリュームと区分データセットのリスト出力できる
IEHLIST (システム・データ・リスト) プログラム
・IEHMOVE データセットのアンロード等ができる
IEHMOVE (システム・データ移動) プログラム
・IEHPROGM 区分データセットのメンバー操作を行う
IEHPROGM (プログラム保守) プログラム
本記事はチーム活動の一環です。背景や目的はこちらにまとめています。→ リンク
この記事は、IBM Community Japanの主催する2025年ナレッジモール研究で「メインフレーム若手技術者の広場」をテーマに研究している「2025-C-05」ワーキンググループの成果物です。