GitHub の Project Boards を使っていますか?
ボクは時折使っているんですけど、Issue を Close した時に自動で Done
カラムに行ってくれなくて不便だなぁと思ってました。
しかし、先日遂に、そのような Issue や PR の状態変化でカラムを自動で遷移してくれる機能が追加されました!
詳しくは公式の記事へ
- Keep your project boards up to date, automatically · GitHub
- About automation for project boards - User Documentation - GitHub Help
- Configuring automation for project boards - User Documentation - GitHub Help
使い方
ボードを作成するとき、作成済みならカラムの横の ...
をクリックすると設定できます。
Automation
というのがそれです。
全部で4つの状態が定義されており、各状態で設定できるトリガーが決まってます。
-
None
(デフォルト)- トリガーなし
-
To do
- Move all newly added issues and pull requests here (新しい Issue や PR を追加した時)
- Move all reopened issues and pull requests here (Issue や PR を reopen した時)
-
In progress
- Move all reopened issues and pull requests here (Issue や PR を reopen した時)
-
Done
- Move all closed issues here (Issue を close した時)
- Move all merged pull requests here (PR をマージした時)
- Move all closed, unmerged pull requests here (PR を close した時)
To do
や Done
など状態自体は複数のカラムで設定可能ですが、トリガーはひとつのプロジェクトでひとつのカラムにしか設定できません。
そのため、To do
と In progress
の「Issue や PR を reopen した時」はどちらかにしか設定できません。
既に設定してあるトリガーを別のカラムに設定しようとすると警告が出て、OK すると他方が解除されるようです。
あと、「新しい Issue や PR を追加した時」というのは Issue や PR の右側にある Assignees
や Labels
のところの Projects
に、このプロジェクトを設定した時のことを指します。
ちなみに、To Do
のトリガーが無いと以下のような add cards
ってとこに溜まるみたいですね(このカードを D&D する必要があった)。
おしまい
以上です。
便利ではありますが、In progress
のトリガーなど、まだ物足りない感じですね。
まぁ GitHub で力を入れてる部分?(要出典)っぽいのでドンドン改良されるのではないでしょうか?
(この記事も早く腐りそう...)