#はじめに
今回、フレームワーク「Laravel」を用いてのアプリ開発を行うことになりました。
前提として、私は「Laravel」を使用することが初めてのため、今回記載する内容より最適な手順は他にもあるかもしれません。
ただ、「まずは何から始めれば、、」という初学者の方には得るものがあるかもしれないので、参考にしていただければ幸いです。
#開発環境
・MacOS:10.14.6 (Mojave)
#目標
・PHP7.3、Laravel6をインストール
#概要(簡単な流れとコマンド)
①Homebrewのインストール
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"
②PHPのインストール
brew install php@7.3
③Composerのインストール
$ brew install composer
④Laravelのインストール
$ composer create-project "laravel/laravel=6.*" プロジェクト名
⑤ローカル環境で確認
$ php artisan serve
#手順
##①Homebrewのインストール
ターミナル上で「HomeBrew」がインストールされてるかの確認。
$ brew -v
Homebrew 2.4.5
Homebrew/homebrew-core (git revision f424a; last commit 2020-07-12)
インストールされていると、「Homebrew 2.4.5」とバージョンが表示される。
表示されなかった場合は以下を実行し、インストール。
/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install.sh)"
##②PHPのインストール
「PHP7.3」が提供されているかを確認。
$ brew search php
==> Formulae
brew-php-switcher php-code-sniffer php@7.2 phplint phpmyadmin phpunit
php php-cs-fixer php@7.3 phpmd phpstan
==> Casks
homebrew/cask/eclipse-php
確認ができたので、以下のコマンドを実行して「PHP7.3」をインストール(少し時間がかかります)。
$ brew install php@7.3
Updating Homebrew...
~ 省略 ~
完了後、以下のコマンドを実行して、無事にインストールされているかを確認。
$ php -v
PHP 7.1.23 (cli) (built: Feb 22 2019 22:19:32) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group
Zend Engine v3.1.0, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies
インストールはされているがバージョンが異なっている。
以下のコマンドを実行して「PHP」の環境パスを「.bash_profile」に設定する。
$ echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.3/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'export PATH="/usr/local/opt/php@7.3/sbin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile
再度、PHPのバージョンを確認。
$ php -v
PHP 7.3.20 (cli) (built: Jul 9 2020 23:55:30) ( NTS )
Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group
Zend Engine v3.3.20, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies
with Zend OPcache v7.3.20, Copyright (c) 1999-2018, by Zend Technologies
正しくインストールされたことが確認できた。
##③Composerのインストール
「Laravel」の導入に必要な「Composer」をインストールします。
まずは「brew search」で「Composer」が提供されているかを確認。
$ brew search composer
==> Formulae
composer
確認ができたので、以下のコマンドを実行して「Composer」をインストール。
$ brew install composer
Updating Homebrew...
==> Downloading https://getcomposer.org/download/1.10.8/composer.phar
######################################################################## 100.0%
🍺 /usr/local/Cellar/composer/1.10.8: 3 files, 1.9MB, built in 3 seconds
完了後、以下のコマンドを実行して、無事にインストールされているかを確認。
※「$ composer -v」でもよい。
$ composer
______
/ ____/___ ____ ___ ____ ____ ________ _____
/ / / __ \/ __ `__ \/ __ \/ __ \/ ___/ _ \/ ___/
/ /___/ /_/ / / / / / / /_/ / /_/ (__ ) __/ /
\____/\____/_/ /_/ /_/ .___/\____/____/\___/_/
/_/
Composer version 1.10.8 2020-06-24 21:23:30
~ 省略 ~
正しくインストールされたことが確認できた。
##④Laravelのインストール
ここではバージョン指定をしたLaravelのインストールと同時に「phpsample」というプロジェクト名でディレクトリを作成します。
$ composer create-project "laravel/laravel=6.*" phpsample
Creating a "laravel/laravel=6.*" project at "./phpsample"
Installing laravel/laravel (v6.18.8)
- Installing laravel/laravel (v6.18.8): Downloading (100%)
以下のコマンドを実行して環境パスを「.bash_profile」に設定することで、「Laravelコマンド」を有効にする。
$ echo 'export PATH="~/.composer/vendor/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ source ~/.bash_profile
念の為、以下で「Laravel」がインストールされているかを確認。
$ cd phpsample
$ php artisan --version
##⑤ローカル環境で確認
「Laravel」のインストールが完了したので、ディレクトリを移動し、ローカルサーバーを起動する。
$ php artisan serve
以下のURLから表示の確認。
http://localhost:8000/
#参考文献
本記事を作成するにあたり、以下を参照させていただきました。
ありがとうございます。
####<検討〜導入手順>
・【Laravel入門者向け】Laravel6系+PHP7.4でMVCの流れをサクッと試す (Mac編)
####<導入手順>
・【Mac】Laravel導入(インストール)
・【Mac】Laravelの環境構築手順書(メモ)
・laravelでバージョンを指定してインストール
・Laravelでバージョンを指定してプロジェクト作成
####<導入手順、環境パス>
・MacにLaravel6を導入してみよう
・ターミナル上で「laravel」コマンドを使えるようにパスを通す
####<その他、本件とは関係ないが、以後活用できる文献>
#####●拡張機能
・Laravelで気持ちよく開発をするための拡張機能のまとめ
#####●Laravel導入〜MANP導入
・【PHP入門①】環境構築(Mac編)~初心者でも安心!基礎から学べるプログラミング講座~
・MAMPでローカルにWeb開発環境を作る
・PHPフレームワークのLaravelララベルをつかおう