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【手で書いて覚える個人開発 #03】VS Code の使い方とショートカット

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Last updated at Posted at 2026-11-02

この記事は、プログラミングをまったく知らない人が「AI に頼らず、自分の手でアプリやサイトを作れる」ようになるための連載(全85本)の第3回です。毎日1本ずつ公開します。

前の回: #02 ターミナル入門:cd・ls・mkdir で迷わない

この記事でできるようになること

VS Code でフォルダを開き、ファイルを作って、素早く書いて保存し、ターミナルで動かせるようになります。

説明:VS Code は「コード専用のメモ帳」

プログラムは、ただの文字のファイルです。メモ帳でも書けますが、VS Code(Visual Studio Code) は次のような手助けをしてくれます。

  • 文字の色分け(コードが読みやすくなる)
  • 打ち間違いの下線(間違いに早く気づける)
  • 入力の候補表示(打つ量が減る)
  • 画面の中でターミナルが使える

たとえるなら、メモ帳が「ふつうのノート」だとすると、VS Code は「マス目・色ペン・付箋つきの作業ノート」です。

画面の名前を覚える

  • サイドバー(左): フォルダとファイルの一覧
  • エディタ(中央): 文字を書く場所
  • ターミナル(下): 前回の文字の命令を打つ場所(あとで出します)

ショートカットとは

マウスで探すかわりに、キーを組み合わせて命令する方法です。この記事では Mac のキーで書きます。Cmd は ⌘ のキーです。

やりたいこと キー
保存 Cmd + S
ファイルをさがして開く Cmd + P
命令の一覧から選ぶ Cmd + Shift + P
サイドバーを出す・隠す Cmd + B
ターミナルを出す・隠す Ctrl + ` (Ctrl とバッククォート)
行をコメントにする・戻す Cmd + /
行を上下に動かす Option + ↑ / Option + ↓
行を複製する Shift + Option + ↓
行を消す Cmd + Shift + K
文字をさがす Cmd + F
同じ言葉を次々選ぶ Cmd + D
元に戻す Cmd + Z

最初から全部覚えなくて大丈夫です。まずは 保存(Cmd + S)・ファイルを開く(Cmd + P)・命令の一覧(Cmd + Shift + P) の3つだけ。わからなくなったら Cmd + Shift + P で命令の名前を打てば探せます。

手を動かす

コピーせず、自分で打ってください。 打つことで指が覚えます。

1. 練習用フォルダを作って VS Code で開く

ターミナル(#02 で使ったもの)で打ちます。

cd ~
mkdir vscode-practice
cd vscode-practice
code .

code . の . は「いまのフォルダ」です。VS Code がそのフォルダを開いて立ち上がります。

command not found: code と出たら、VS Code の中で Cmd + Shift + P を押し、Shell Command: Install 'code' command in PATH を選んでから、もう一度ターミナルを開き直して試してください。

2. ファイルを作る

サイドバーのフォルダ名の横にある「新しいファイル」のボタンを押し、hello.js と名前をつけます。拡張子(.js の部分)で VS Code は「JavaScript のファイルだ」と判断して、色分けを始めます。

3. 書いて、保存する

エディタに次を打ちます。

console.log("こんにちは、VS Code");

Cmd + S で保存します。保存すると、タブの白い丸(●)が消えます。丸がついているうちは保存されていません。

4. 行を増やす・動かす

次の練習をします。

  1. 1行目にカーソルを置き、Shift + Option + ↓ を3回押す(同じ行が3つ増える)
  2. 各行の文字を 1行目 2行目 3行目 に打ち直す
  3. 3行目に Option + ↑ を押して、行が上に動くのを見る
  4. Cmd + Z で元に戻す
  5. 2行目で Cmd + / を押すと先頭に // がつく(これがコメント。実行されない行になります)。もう一度押すと戻る

5. VS Code の中でターミナルを開いて動かす

Ctrl + ` を押すと、下にターミナルが出ます。すでに練習フォルダの中にいます。次を打ってください。

node hello.js

コメントにした行はとばされるので、2行目を戻した状態なら次のように出ます。

こんにちは、VS Code
1行目
2行目
3行目

(node が入っていない人は #01 に戻ってください。)

練習問題

答えを見ずに解いてみてください。

  1. Cmd + P を使って、マウスなしで hello.js を開き直してください。
  2. hello.js のすべての console という言葉を、Cmd + D で一度に選んでから、何も変えずに選択を解除してください。(選択の動きを見るだけです)
  3. 自動保存を ON にしてください。(ヒント: 上のメニューの「ファイル」の中)

よくあるエラーと直し方

保存し忘れ

node hello.js を動かしたのに、さっき書き換えたはずの内容が出ない。タブの白い丸(●)を確認してください。Cmd + S で保存してからもう一度動かします。

かっこの閉じ忘れ

console.log("閉じ忘れ" と最後の ) と ; を忘れて動かすと、こう出ます。

console.log("閉じ忘れ"
            ^^^^^^

SyntaxError: missing ) after argument list

SyntaxError は「書き方(文法)が間違っている」という意味です。矢印(^)の近くを見ると、直す場所の手がかりになります。VS Code でも、同じ場所に赤い波線が出ます。

command not found: code

上の「手を動かす」の1で書いた、Shell Command: Install 'code' command in PATH を実行してください。

答え

1. Cmd + P を押し、hello と打つと候補が出るので、Enter で開きます。

2. console の上にカーソルを置いて Cmd + D を押すたびに、同じ言葉が次々選ばれます。解除は Esc。

3. メニューの「ファイル」→「自動保存」にチェックを入れます。(メニューの名前は VS Code の言語設定によって少し違うことがあります)

次回予告

次回は「#04 HTML の骨組み:見出し・段落・リンク・画像」です。いよいよ1枚のページを書きます。

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