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Databricks Account Consoleでタグベースの使用量を確認出来るようになった話

Last updated at Posted at 2023-01-07

Unity CatalogのSystem Tableがリリースされた事で、こちらの方法でも確認出来るようになりました。

はじめに

今まではワークスペース単位もしくはSKU単位でのみUI上で確認出来ましたが、期間指定やタグベースでのフィルタリングが出来なかったので、以前紹介した「Databricksの利用料金データを使って分析してみた」のように課金ログを集計して分析しておりましたが、ついにUI上でも確認出来るようになりました。

Azure Databricksでの使用料を確認する方法についてはこちらをご覧ください。

何が出来るか?

  • SKU/Workspace/タグ ベースで表示ができる。
  • フィルタリングも可能
  • 表示期間を指定出来る
  • 結果をCSVにダウンロード出来る
  • DBUもしくは $USD で表示できる

タグベースでの表示

タグは独自のものを付与出来ますが、デフォルトでも用意されております。Cluster単位や作成者毎などで使用量を確認できます。

image.png

期間の指定

時間範囲も指定できます。(これは以前も出来てたと思いますが)

image.png

フィルタリング

特定の値をクリックすると表示のON/OFFをセット出来ます。これで特定の値のみに絞ることが可能です。

image.png

CSVダウンロード

右上にダウンロードボタンがあるので結果をダウンロード出来ます。

image.png

ただし、フィルター条件は反映されないようです。

image.png

最後に

UIで確認できる範囲がかなり拡張され運用し易くなりました。
それでも課金データは以下のように保存しておくことをお勧めします。

Databricks 利用料金データを S3に保存するように設定するには?
https://qiita.com/maroon-db/items/3b8f6216d29ce8f7baec

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