Unity CatalogのSystem Tableがリリースされた事で、こちらの方法でも確認出来るようになりました。
はじめに
今まではワークスペース単位もしくはSKU単位でのみUI上で確認出来ましたが、期間指定やタグベースでのフィルタリングが出来なかったので、以前紹介した「Databricksの利用料金データを使って分析してみた」のように課金ログを集計して分析しておりましたが、ついにUI上でも確認出来るようになりました。
Azure Databricksでの使用料を確認する方法についてはこちらをご覧ください。
何が出来るか?
- SKU/Workspace/タグ ベースで表示ができる。
- フィルタリングも可能
- 表示期間を指定出来る
- 結果をCSVにダウンロード出来る
- DBUもしくは $USD で表示できる
タグベースでの表示
タグは独自のものを付与出来ますが、デフォルトでも用意されております。Cluster単位や作成者毎などで使用量を確認できます。
期間の指定
時間範囲も指定できます。(これは以前も出来てたと思いますが)
フィルタリング
特定の値をクリックすると表示のON/OFFをセット出来ます。これで特定の値のみに絞ることが可能です。
CSVダウンロード
右上にダウンロードボタンがあるので結果をダウンロード出来ます。
ただし、フィルター条件は反映されないようです。
最後に
UIで確認できる範囲がかなり拡張され運用し易くなりました。
それでも課金データは以下のように保存しておくことをお勧めします。
Databricks 利用料金データを S3に保存するように設定するには?
https://qiita.com/maroon-db/items/3b8f6216d29ce8f7baec