参考
- Oracle Java SEサポート・ロードマップ (2018-03-05)
- Java 10でぼくたちの生活はどう変わるの? (2018-03-29)
- 2018年にJavaを利用している人は全員理解すべきことを説明してみる(追記あり) (2018-02-08)
- 来月にはJava 10が登場し、9月にはJava 11が登場予定。新しいリリースモデルを採用した今後のJava、入手方法やサポート期間はこう変わる(OpenJDKに関する追記あり) (2018-02-08)
課題
- Oracle JDK 11 リリース後は、無償版はOpenJDK 11への移行をすることになる。
- 非推奨(Deprecated)がマークされたAPIの削除が Java 10 以降発生するようになる。
- 無償のOpenJDKを使い続けるには、サイクリックなJDKのバージョンアップとRegression Testの自動化が必要 => CI(継続的インテグレーション)ツールの活用
リリース・サイクルの変更
- 2017年9月からLTS(Long Term Support)モデルに移行
- LTSバージョンが3年ごとのリリース
- 機能リリースが6か月サイクルになる(OpenJDKのリリース・サイクルも同じ)
Oracle JDK 8 の公式アップデートの終了
- 2019年1月公式アップデート終了
- 有償サポートにより、延長可能
- AutoUpdateによるデスクトップのJRE更新はJava 8までで終了。後継バージョンへの移行計画ナシ
- アプリケーションとJREを一緒に配布することが推奨される
JDKのライフサイクル
version | initial release | last update | Premier Support | Extended Support | Sustaining Support |
---|---|---|---|---|---|
6 | 2006-12 | 2013-4 | 2015-12 | 2018-12 | ∞ |
7 | 2011-7 | 2015-4 | 2019-7 | 2022-77 | ∞ |
8 | 2014-3 | 2019-1 or 2020-12 | 2022-3 | 2025-3 | ∞ |
9 (non-LTS) | 2017-9 | 2018-3 | 2018-3 | - | ∞ |
10 (18.3) (non-LTS) | 2018-3 | 2018-9 | 2018-9 | - | ∞(予定) |
11 (18.9) (LTS) | 2018-9 | TBA | 2023-9 | 2026-9 | ∞(予定) |
Java EE が Jakarta EE になる
- https://japan.zdnet.com/article/35115649/ (2018-3-6)
- https://blogs.oracle.com/theaquarium/opening-up-ee-update (2017-9-12)
「Java EE」 が Eclipse Foundation に移管され、「Jakarta EE」に名称変更される。
かつて、Apache Software Foundationのサブプロジェクトの名称として使われていた「Apache Jakarta Project」と混同してしまいそうになるが、「Jakarta EE」はEclipse Foundation である。