Javaのサポート期限。過渡期で非常にややこしいです。Oracle Java SE Advanced が有償で、OpenJDK と Oracle JDK が無償です。
バージョン | LTS | リリース日 | OpenJDK サポート期限 RedHatの場合 |
Oracle JDK サポート期限 |
Oracle Java SE Advanced 延長サポート |
---|---|---|---|---|---|
6 | ○ | 2006年12月 | 2016年12月 | 2013年4月 | 2018年12月 |
7 | ○ | 2011年7月 | 2018年6月 | 2015年4月 | 2022年7月 |
8 | ○ | 2014年3月 | 2020年10月 | [商用利用] 2019年1月 [個人利用] 2020年12月 |
2025年3月 |
9 | × | 2017年9月 | 2018年3月 | なし | |
10 | × | 2018年3月 | 2018年9月 | なし | |
11 | ○ | 2018年9月 | 2023年9月以降 | 2026年9月 | |
17 | ○ | 2021年9月 | 2026年9月以降 |
LTS(=長期サポート)はバージョン11から開始で、5年サポートで、3年おきにリリース。8以前も長期サポートだったので、同等とし、LTS に ○ を付けました。
このリリースサイクルですと、9もLTSにしないとおかしくないでしょうか?8→11への移行期間が4ヶ月しかないです。まぁ、恐らくバージョン8の商用利用も結局、2020年12月までのサポートに変わるのかもしれません。あと、OpenJDK と Oracle JDK のサポート期限は同一にして欲しいです。全て Java 8 は2020年12月にして欲しいです。
Ubuntu LTS の OpenJDK のサポート期限は発表になっていません。Ubuntu 16.04 の default-jdk は 8 です。Ubuntu 18.04 は default-jdk は openjdk-11-jdk ですが中身は Java 10 で、Java 11 がリリースされ次第 Java 11 に切り替えてこれを長期サポートするという方法になりました。 https://lists.ubuntu.com/archives/ubuntu-release/2018-February/004275.html
短期サポートのJavaは次のがリリースされたら即時サポート終了なので、これは開発者にしか使われなさそうですね。次の長期サポートのJavaに備えるための検証用の扱いになりますね。
Ubuntu LTS のように「5年サポート・2年おきにリリース」にすれば、移行期間3年ありますし、2年おきなら変更点の差も小さいですし、そちらの方が良いのではないでしょうか。