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Video.js完全マニュアル part5 〜標準のvideo要素のオプション〜

Last updated at Posted at 2023-01-02

はじめに

Video.js完全マニュアルとしてVideo.jsの解説をしていくシリーズのpart5です。
Video.jsの公式のガイドであるVideo.js Guidesを翻訳ツールを使いながら解説していきます。

この記事ではVideo.jsで利用可能なオプションについての解説です。Video.jsのオプションの渡し方は前回の記事を参考にしてください。

前回
Video.js完全マニュアル part4 〜Video.jsの初期化〜

part1から読む人はこちら

この記事の対象者

  • Video.jsを利用する人
  • 動画プレイヤーのUI操作をしたい人
  • 動画再生関連のサービスを作りたい人
  • Video.jsの初期化時のオプションを知りたい人

この記事の解説する章

Video.jsのオプション

標準のvideo要素のオプション

今回の記事ではVideo.jsの初期化時に渡すオプションで、標準のvideo要素で使われるオプションについて解説します。

autoplay

Type: boolean | string

videoタグにautoplay属性を使用する代わりに、videojs()メソッドでautoplayオプションを渡す必要があります。有効な値は以下の通りです。

'autoplay': false

自動再生がされない

'autoplay': true

自動再生が実行される

'autoplay': 'muted'

ビデオ要素をミュートしてから自動再生が実行される

'autoplay': 'any'

自動再生を実行し、再生がされなかった場合はミュートしてから自動再生が実行される

使用例

videojs('video1', {
    'autoplay': 'muted',
});

controls

Type: boolean

コントローラーを表示させるかどうかを指定します。表示させる指定をしなければ、動画を再生させる為にはautoplay指定をするかPlayer APIを使用する必要があります。

使用例

videojs('video1', {
    'controls': true,
});

height

Type: string | number

Playerの表示高さを指定します。

'height': '200px / 80%'

string型で値を指定する方法です。

'height': '100'

number型で値を指定する方法です。この場合高さが100pxのPlayerが生成されます。

使用例

videojs('video1', {
    'height': '80%',
});

width

Type: string | number

Playerの表示幅を指定します。

'width': '200px / 80%'

string型で値を指定する方法です。

'width': '100'

number型で値を指定する方法です。この場合幅が100pxのPlayerが生成されます。

使用例

videojs('video1', {
    'width': '80%',
});

loop

Type: boolean

動画が再生完了後に再度再生するかを指定します

使用例

videojs('video1', {
    'loop': true,
});

muted

Type: boolean

初期状態で無音にするかどうかを指定します

使用例

videojs('video1', {
    'muted': false,
});

poster

Type: string

ビデオの再生が始まる前に表示される画像をURLで指定します。ユーザーが再生をすることでこの画像は非表示となります。

使用例

videojs('video1', {
    'poster': './sample.img',
});

preload

<video要素が読み込まれると同時に動画データのダウンロードを開始するかどうかを指定します

'preload': 'auto'

ブラウザがサポートしている場合は、動画の読み込みをすぐに開始します。機器によってはデータ使用量を保護する為に動画を事前にロードしない場合もあります。
なのでtrueのように動作を決定するものではありません。

'pleload': 'none'

ユーザーが再生をするまで動画のデータをダウンロードしません。

'pleload': 'metaload'

動画の総時間等の情報を含む、動画のメタデータだけを事前に読み込みます。
メタデータ以外のデータは、ユーザーが再生を行ったタイミングでダウンロードします。

使用例

videojs('video1', {
    'pleload': 'none',
});

src

Type: string

動画のsrcをオプションで渡して指定することが出来ます。

使用例

<video-js id="video1"></video-js>
videojs('video1', {
    'src': 'https://vjs.zencdn.net/v/oceans.mp4',
});

video要素のオプションとして渡す場合

今まで紹介したオプションは、全て標準のvideo要素のオプションで渡すことが出来ます。
使用例ではvideojsメソッドのオプションオブジェクトとして渡していましたが、video要素のオプションで指定した場合は以下のようになります。

<video id="video1" class="video-js" 
    src="https://vjs.zencdn.net/v/oceans.mp4"
    autoplay controls height=200 width="400px"
    loop=true muted poster="./sample.jpg" preload="none"
    data-setup='{}'>
</video>

最後に

今回は標準のvideo要素でも指定出来るオプションの項目を紹介しました。次回以降はVideo.js特有のオプションを紹介します。


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