はじめに
Gemini CLIは皆さん使ってますか?
私は存在自体は知ってたものの、普通のGeminiは普段使っていてCLIで使う必要性はあまり感じてなかったのでスルーしていました。
そんな中SNSでも色んな活用事例を散見するようになり、所属する会社でもAIを積極的に使っていこうという動きがあり、それに伴ってスルーせずにちゃんと使ってみようと思いました。
とりあえず試した
インストール方法などは他の記事にも書いてあるので割愛させていただきます。
ちなみ私はHomebrew
を使ってインストールしました。
インストールしたGemini CLIにプロンプトを投げてみます。
Desktopにあるスクリーンショットの画像は不要なのでゴミ箱に入れてください
ちゃんとゴミ箱に捨ててくれました。便利ですね。
MCPと接続
もう少し便利に使いたいと思ったのでMCPと接続して試してみます。
使用したいと思っているMCPが以下。
Context7
LLMは、使用するライブラリに関する古い情報や一般的な情報に依存しています。
「〜のライブラリを入れて」とプロンプトを入力したとしても古いバージョンのライブラリを平気でインストールしてきたりすので、それを防ぐため最新状態の情報を常に取ってくるためのMCPサーバーです。
AI使って開発することも多々あるかと思うので、導入しました。
Zapier MCP
めちゃめちゃ有名。
SlackやGmail、NotionやSalesforceなど様々なSaaSを使えるワークフローツールです。
定番かなと思って入れてみました。
Canva MCP
Canvaで作成したUI Kitの検索などがターミナル上で出来るそうです。
Canvaはちょっと触ってみたかったので、このMCPも追加しました。
設定
Gemini CLIの設定ファイルはホームディレクトリの~/.gemini/settings.json
にあります。
初期が以下になっています。
{
"selectedAuthType": "oauth-personal"
}
そこで各MCPサーバーの設定を追記していきます。
追記したのが以下。
{
"selectedAuthType": "oauth-personal",
"mcpServers": {
"context7": {
"httpUrl": "https://mcp.context7.com/mcp",
"headers": {
"CONTEXT7_API_KEY": "取得したAPIキー"
}
},
"zapier": {
"command": "npx",
"args": [
"mcp-remote",
"https://mcp.zapier.com/api/mcp/公式で取得したURL/mcp",
"--transport",
"http-only"
],
"trust": true
},
"canva-dev": {
"command": "npx",
"args": [
"-y",
"@canva/cli@latest",
"mcp"
]
}
}
}
保存したらgemini
コマンドGemini CLIを呼び出し、/mcp
と入力すると使用しているMCPが表示されます。
しっかり接続できているようです。
さっそくzapierを使ってみます。
使う前にzapierの公式ページにログインして事前にgoogleカレンダーの読み込みが出来るようには設定してあります。
> zapier 来週の予定をGoogleカレンダーから参照してください
良いですね。
もっと効率よく使う方法など色々と試してみたいと思います。
AI楽しい!
参考