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AutoAIでお手軽機械学習(その1) 準備編


はじめに

 AutoAIは、IBM CloudのAI開発環境であるWatson Studio上の1機能です。

 その特徴は、従来経験豊富なデータサイエンティストしかできなかった様々なチューニング作業を自動的に行い、高精度の機機械学習モデル構築を行える点にあります。更に、お試しで使うレベルであれば、無料でクレジットカードすら不要で、かつ無期限のライト・アカウントで利用可能です。 

当記事は、この機能と使ってみたい方が、事前準備として必要なセットアップの手順をまとめたものです。

 AutoAIでお手軽機械学習(その2) モデル構築編にその後の手順を記載しますので、あわせてご利用ください。


ライトアカウントのサインイン

 最初に行うのはライトアカウントのサインインです。

(サインイン用URL)[https://console.bluemix.net]

で下記の画面を出した後、画面左下の「IBM Cloudアカウントの作成」をクリックします。

 下の画面にある必須項目を入力し、画面を下にスクロールして「アカウントの作成」ボタンをクリックします。パスワードの基準は以下のように厳しめなので、注意してください。

パスワードは、少なくとも 1 つの大文字、1 つの小文字、1 つの数字を含む 8 文字から 31 文字でなければなりません。 '?' および '{' の文字は使用できません。

 下のようなロボット対策の画面が出てきますので、指示に従って回答します。

失敗してもリトライできますので、あわてないで下さい。

 登録したメールアドレスに、確認のためのメールが届きます。メールを開いて、「Confirm Account」のボタンをクリックします。

 下のような「IBM Cloudへようこそ」の画面が表示されます。

 これでライトアカウントの登録は終わりです。

引き続き、IBM Cloudのダッシュボード画面にログインして、AutoAIを動かすために必要なサービス(当然ですがすべて「ライト・プラン」と呼ばれる無料のサービスです)を作成します。

そのため、上の画面上の「Next」ボタンをクリックします。


Watson Studioサービスの作成

 次のようなダッシュボード画面になりますので、画面右上の「Create resource」ボタンをクリックします。

 なお、IBMアカウントはすでに作成済みでこのステップから始める場合は、次のリンクを使ってください。

https://cloud.ibm.com/

 下の画面で

カテゴリー:「AI」

サービス名:「Watson Studio」を選択します。

Watson Studioは下の方にスクロールする必要があるので、注意して下さい。

 下の画面になったら、ロケーションを「ダラス」に変更した後、「作成」ボタンをクリックします。作成できるようになるまでしばらく時間がかかるので待っていて下さい。

 下の「Watson Studio」の画面になったらサービス作成に成功しています。

引き続きWatson Studioでプロジェクト作成(作業用のワークスペースと考えて下さい)を行います。そのため、「Get Started」ボタンをクリックします。

ちなみに、二度目以降にプロジェクト管理の画面にアクセスするためには、下記のURLを指定して下さい。

https://dataplatform.cloud.ibm.com/projects/

ログイン後に次のような画面になるはずです。この画面からは

① 既存プロジェクトのOpen

② 新規プロジェクトの作成

を行うことができます。


Studioのプロジェクト作成

 下のパネルはWatson Studioの利用ガイドです。設定に関係ないので、右上の閉じるアイコンで画面を閉じます。

 下の画面が、Watson Studioの初期画面です。

「Create a Project」のボタンをクリックして下さい。

 「Create a project」の画面では、上の「Standard」を選択します。

 Watson Studioのプロジェクトはデータ保存用にストレージサービス(IBM Cloud Object Storage)と関連付ける必要があります。まだ、Storage Serviceも作成していないので、下の画面が出たら、画面右上の「Add」のリンクをクリックします。

 下の画面になったら、デフォルトの状態で「Create」をクリックします。ボタンが有効になるにはしばらく時間がかかりますので待っていて下さい。

 下のConfirm Creationの画面はデフォルトの状態で「Confirm」をクリックして下さい。

 プロジェクト作成の画面に戻ったら、今度は画面右下の「Refresh」ボタンをクリックします。

 すると、先ほど作ったストレージサービスが選択された状態になります。

 画面右上のプロジェクト名の欄に「My First Project」など適当な名称を設定し、画面右下の「Create」ボタンをクリックして下さい。

 下の画面が出てくれば、プロジェクト作成に成功しています。


Watson Machine Learingとの関連付け

引き続き、IBM Cloud上の別サービスである、Watson Machine Learningとの関連づけを行います。まず、一番右のSettingsタブをクリックします。

画面を下の方にスクロールして、Associated servicesの項目を見つけ、その右側にあるAdd serviceをクリックします。メニューが出てきたらWatsonを選んでください。

下のAPI一覧が表示されたら、「Machine Learning」の下の「Add」リンクをクリックします。

Machine Learningの画面になったら、「New」のタブを選択し、PLANとしてLiteを選択、スクロールして画面右下(図では表示されていません)の「Create」をクリックして下さい。

Confirm Creationの画面ではデフォルト選定で「Confirm」とします。

全部設定が終わると、下の図のようになっているはずです。これで、AutoAIが使える状態になりました。