9
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

AutoAIでお手軽機械学習(その4) Jupyter Notebook編

Last updated at Posted at 2020-04-04

はじめに

以前からご紹介しているAutoAIで、作ったモデルをJupyter NotebookにExportする機能が遂にリリースされました。
当記事は、「AutoAIでお手軽機械学習」シリーズ第4弾として、この機能を実際に試してみることにします。

[2020-07-20 AutoAI日本語対応に伴い全面改定]

過去の記事については、以下のリンクを参照して下さい。

AutoAIでお手軽機械学習(その1) 準備編
AutoAIでお手軽機械学習(その2) モデル構築編
AutoAIでお手軽機械学習(その3) Webサービス編

また、次の記事も参考にして下さい。
AutoAIでお手軽機械学習(その5) API編

前提

以下の手順では、上記のシリーズのうち「AutoAIでお手軽機械学習(その2) モデル構築編」までが済んでいることを前提とします。(その3)は必須ではありません。

Notebookのエクスポート

(その2)でモデル構築が終わると、下の図のような画面になります。
(バージョンアップにより以前から画面が変わりました)

スクリーンショット 2020-07-20 19.09.53.png

画面を下にスクロールすると、次の図のような作成済みモデルの一覧が表示されます。

スクリーンショット 2020-07-20 19.12.22.png

ここで、Exportしたいモデル(通常は一番上になります)の右側にマウスポインタを移動すると、「名前を付けて保存」というメニューが表示されるので、クリックすると下の図のようになります。

スクリーンショット 2020-07-20 19.13.14.png

ここで、下の「Notebook」を選んで下さい。次のような画面に遷移するはずです。

スクリーンショット 2020-07-20 19.14.47.png

右側の「AutoAI_lib Notebook」を選んで、「保存」として下さい。

スクリーンショット 2020-07-20 19.25.12.png

下の画面になったら、デフォルトの状態で、「作成」をクリックします。

スクリーンショット 2020-07-20 19.25.29.png

しばらく待って、下のような画面が出てくればexportに成功しています。

スクリーンショット 2020-07-20 19.31.34.png

いったんは、すべてのセルを実行してみて下さい。正常に終了すると、下の画面のようになるはずです。

スクリーンショット 2020-07-20 19.33.31.png

Google ColabでNotebookを動かす

折角なのでこのNotebookを他環境(Google Colab)で動かしてみましょう。
そのため、下の画面の赤枠で示されたダウンロードアイコンをクリックしてNotebookをダウンロードします。

スクリーンショット 2020-07-20 19.35.45.png

ダウンロードしたファイルをGoogle Colabにアップロードしてみます。
Google ColabはChromeから起動して下さい。Gmailにログインした状態で、次のURLにアクセスします。

次の画面が出てくるので、「アップロード」タブを選択し、先ほどダウンロードしたNotebookを読み込みます。

スクリーンショット 2020-07-20 19.45.12.png

2020年7月20日時点では、下記のCOSからCSVデータを取得するセクションのコードがうまく動かないようです。

4. Create dataframe from dataset in Cloud Object Storage

そもそも、このコードには認証情報が埋め込まれていて不用心なので、セルごと削除します。(2つ)
代わりに新しいセルを挿入して、下記のコードをコピペして下さい。
これで、すべてのセルが正常に実行できるようになるはずです。

df = pd.read_csv('https://raw.githubusercontent.com/makaishi2/sample-data/master/data/bank-train-autoai.csv')

コード修正後の様子を以下に示します。

スクリーンショット 2020-07-20 20.11.43.png

以下に正常終了時の画面コピーを添付します。

スクリーンショット 2020-07-20 19.57.32.png

もう一つの選択肢

ところで、Notebook保存時に選択可能なもう一つのオプションがありました。
ここで、逆を選ぶとどうなるか気になるところです。

スクリーンショット 2020-07-20 19.14.47.png

このNotebookを選んだ場合、モデルをカスタマイズして、その後でWatson MLにデプロイするような仕組みになっているようです(詳細は未調査)。

また、Notebookの途中で、次のようなフロー図を表示できたりします。

スクリーンショット 2020-07-20 19.23.57.png

スクリーンショット 2020-07-20 19.24.05.png

いろいろと面白そうなことができそうな感じです。
詳細がわかったら、別途記事として掲載したいと思います。

9
2
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
9
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?