あらすじ
スタートアップにおいてオフィスの WiFi をとりあえず構築したものの、オフィスが広くなったり、人が増えたりすることで困ることがでてきたりするかもしれません。今日は WiFi 環境の改善 Tips をいくつかまとめてみました。
電波届かない問題
会議室が増えたり、増床によって WiFi ルーターでは、電波が微妙に届かない。そんな時は、WiFi 中継器を検討してみても良いかもしれません。電源だけ供給すればよいので設置はお手軽です。
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なんか・・電波悪い
「なんか電波・・・悪い」そんな時に考えられるいくつか原因を分解してみます。
人多すぎて不安定問題
家庭用の WiFi ルーターでは同時接続数が 10 端末程度とみなしておいたほうが良いでしょう。それを超えると、パフォーマンスが劣化したりエラーパケットが増える場合があります。最近だと、PC 以外にもスマートフォンなどのデバイスもあるので、あっさりと端末数は増えてしまい困ったものです。
解決方法としては、WiFi ルーターではなく、ルーターとより多くの同時接続数に対応した強力な WiFi アクセスポイントの構成にすることです。手元の WiFi ルーターの WiFi 機能を OFF にして単にルーターとして使えるならそのまま使いまわせば費用も抑制できます。
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電波が干渉する
前述の WiFi 中継器と中継器やルーターの間で電波が不安定な場合は、干渉している場合があります。各々の距離を取ることで対策します。
2Ghz 帯が混雑
他のテナントの WiFi やテザリングしている端末があると、動作が不安定になります。2Ghz 帯は混雑しているので、5Ghz 帯をメインにするのも端末がサポートしているのであれば検討できるかと思います。
便利なアイテム
WiFi 中継器や WiFi アクセスポイントの設置において、便利なアイテムとして結束バンドがあります。以外とこの名前を知らない人がいるのですが、画像をみれば、「あれね」と納得するアイテムです。ごちゃごちゃしたケーブルの整理にも使えるかと思います。
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電波強度の調査や、混戦状況の調査については、WiFi Analyzerといったアプリが便利です。
それでは良い WiFi ライフを。