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Jenkinsのインストールとビルド実行(AmazonLinux2)

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はじめに

本記事はjenkinsのインストールと簡単なジョブの実行をまとめたものです。

Jenkinsをさわってみることを目標に学習した備忘録になります。
下のサイトを可能な限り再現しています。

システム要件

MW等 バージョン等
OS AmazonLinux2
Jenkins 2.361
OpenJDK 11.0.13

Jenkinsのインストール

コマンド上でJenkinsをインストールして、ブラウザからアクセスできるようにしていきます。

コマンド操作

Jenkinsリポジトリを追加して、yumでインストールしていきます。

# wget -O /etc/yum.repos.d/jenkins.repo https://pkg.jenkins.io/redhat/jenkins.repo
# rpm --import https://pkg.jenkins.io/redhat/jenkins.io.key
# yum install jenkins

Jenkins起動のために必要なJavaをインストールしていきます。

# amazon-linux-extras install java-openjdk11
# java --version
openjdk 11.0.13 2021-10-19 LTS
OpenJDK Runtime Environment 18.9 (build 11.0.13+8-LTS)
OpenJDK 64-Bit Server VM 18.9 (build 11.0.13+8-LTS, mixed mode, sharing)

Jenkinsを起動して、自動起動の設定をしておきます。

# systemctl start jenkins
# systemctl enable jenkins

ここでブラウザから初回ログイン時に必要なパスワードを確認しておきます。
initialAdminPasswordファイルに入っている文字列をコピーしておきます。
※ファイルのパスは環境によって異なる場合があるので注意してください。

# cat /var/lib/jenkins/secrets/initialAdminPassword
f58995b11b754310a0e128453255ac8a   #ここの文字列をコピーしておく

ここまでできたら、ブラウザからJenkinsにアクセスして操作していきます。

ブラウザから操作

ブラウザ上からhttp://パブリックIPアドレス:8080にアクセスします。
下のようなページが表示されるはずです。
image.png
先ほどコピーしたパスワードを入力し、Continueを押します。
image.png
ここでは推奨プラグインを一括でインストールするか、選んでインストールしていくか問われています。
左のInstall suggested pluginsを選択します。
選択するとすぐにインストールが開始されるので、完了するまでしばらく待ちます。
image.png
ユーザー名、パスワード、フルネーム、メールアドレスを設定します。
今回は仮で下記のように設定しました。

  • ユーザー名 jenkins
  • パスワード jenkins
  • フルネーム jenkins
  • メールアドレス jenkins@example.com

設定したらSave and Continueを押して次のページに進みます。

その後はページに従って次のページに進んでいくと、Jenkinsのダッシュボードが表示されます。
image.png

「Hello world!」ジョブを実行してみる

試しにHello world!を表示させる、簡単なジョブを実行してみます。
image.png
左上の+ 新規ジョブ作成を押します。
image.png
分かりやすいジョブ名を入力し、フリースタイル・プロジェクトのビルドを選択して、OKを押します。
image.png
次のページを下の方までスクロールすると Build Steps の項目があるので、ビルド手順の追加シェルの実行を選択します。
image.png
シェルスクリプトの入力欄が出てくるので、Hello world を表示させるコマンドを入力して、保存を押します。

echo "Hello world!"

ここまでできたら、ダッシュボードに戻ると、ジョブが作成できたことが確認できます。
image.png
それではジョブを実行してみましょう。
作成したジョブ名をクリックします。
image.png
左側にあるビルド実行をクリックします。
image.png
左下の方に実行したビルドが表示されます。
成功していれば緑色のマーク、失敗したときは赤色のマークがついています。
内容を確認してみましょう。
確認したいビルドをクリックします。(今回は #1 )
image.png
左にあるコンソール出力を選択します。
image.png
コンソール上での実行結果を確認できます。
Hello world! が表示されており、実行結果は SUCCESS ということが確認できます。

これでJenkinsのインストールから簡単なジョブ実行までの流れは完了です。

まとめ

参考サイトを再現していきましたが、なぜかシステムが起動しない!となり、少し詰まりました。
Jenkinsの動作にJavaが必要だったんですね。
その後の流れはバージョンの違いで多少表示画面が異なりましたが、流れはそのままいけました。
次の記事ではJenkinsでrubyを実行した流れを書いていきます。

参考文献

Jenkinsをインストールして使ってみよう[Mac/Linux/Windows]
【AWS EC2】Amazon Linux 2にJenkinsをインストールする

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