はじめに
エアークローゼット アドベントカレンダー15日目の記事です。
DocumentDBのバージョンアップ (V3.6 -> V5.0)
AWSの公式ではDocumentDBのバージョンアップはAWS DMSを使用する方法を掲載しています。
しかし、今回は以下の理由のため、mongoDBのdumpとrestoreを用いた方法でバージョンアップを行いましたので、参考になれば幸いです。
mongodumpを使用した理由
- 本番環境を運用したままの移行のため、障害を発生させたくない
- 移行前後のデータ整合性を保つため
mongodump
以下のコマンドでリストア用のbsonファイルを生成します。
mongodump --host <host> --port=<port> --username <username> --password <password> --out=<output_file_name>
mongorestore
dumpで生成したファイルでリストアを実施します。
mongorestore --host <host> --port=<port> --username <username> --password <password> --drop <input_file_name>
mongoDBとDocumentDBの差分があるため、DocumentDBバージョンを5.0にする際に、接続時のオプションを追加する必要があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
retryWrites=false
移行の作業は以上となります。
最後に
本記事をご覧いただきありがとうございます。
エアークローゼット Advent Calendar 2023はまだまだ続きますので、他のエンジニア、PMの記事もご覧ください。
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