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かつて見たびっくりクソ コード

Last updated at Posted at 2020-06-19

概要

@rana_kualu さんの記事に触発されて、
自分が今まで見かけたなかでもヤバめのクソ コードについて書いてみる。

(元記事)
・これまで見た中で最も汚いソースコード - Qiita
https://qiita.com/rana_kualu/items/2f3c40642836c11f5ddc

クソ コード

① typedef

再現コード.c
typedef void coid;
typedef void boid;

キーボードを見ると [c] [v] [b] が並んでいる。
即ちこれは、 タイプミスを型名の再定義でカバー しているというもの。
流石にコレは プログラムではない、と思った。

② マイナス1万

変数名はとりあえず適当。

再現コード.php
$date0 = '20201122'; //画面からYYYYMMDDで文字列が来る
$date1 = $date0 -10000;
$year = substr($date1, 0, 4);
$month = substr($date1, 4, 2);
$day   = substr($date1, 6, 2);

なんだこの1万を引いている処理は・・・。
(当時の)同僚が保守中の仕組みからこのコード見つけ、一緒に悩んだ。
日付系処理では1万はキリが悪い。。。
幸いにも書いた輩が隣に居たので直接聞いてみた。

1年前を計算している

:thinking::thinking::thinking::thinking::thinking:

:astonished:なるほど!
:rage:書き直せ!:punch_tone2:

幸いにも書いた輩が高校から友人(同級生)だったので、とりあえず殴った。

日付操作は日付操作用の関数がちゃんとあるので、それを使いましょう。
(と言うか、私は静的型畑の人間なので、動的型変換の使い方にも膝が震えた。)

③ たこいかぱにっく

再現コード.java
boolean checkNumber (str) {
  boolean isNumber = !NumberUtils.isNumber(str);
  if(isNumber) {
    //エラーメッセージ処理処理
  }
  return !isNumber;
}

ツッコミどころ

  • 変数名が明らかに嘘をついている
  • 結局この関数は、また反転して戻している
  • じゃぁそもそも反転していた理由は何???

論理値(真偽値)がめちゃくちゃである。

<記載内容を削除しました>

論理値は非常に混乱しやすいので、扱いには本当に注意が必要。
私は、ポジティブな方を真、ネガティブな方を偽になる様に心がけている。

④ (追記) includeのチカラ!

@fujitanozomu さんのサンプルコード を見ていてなんとなく思い出したので追記します

再現コード.c
int tbl[] = {
  #include <list.csv>
};

こ、、、こんな使い方。。。
コンパイルのプロセスを理解しているからこその荒業!?
って思いました。

プログラミング言語において、マクロ文化は基本悪法になりましたねー・・・。
(一部の機能は後発の言語でも残っていますが)

以上

クソコードを書かない様に日々精進したいものです。

追記① 2020/06/21(日)

思ったより閲覧数が多くてビビっています。
ちょっと角が立つ部分はプライベートで問題になりそうなので、
一部記載を消しました。

追記② 2020/06/21(日)

④を追記しました。
つい思い出してしまったもので(苦笑)

追記③ 2020/06/22(日)

@sakuro さんより情報を頂きました。
元々includeされることを想定されているファイル フォーマットがある様です。
・XPM - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/XPM
XPMはそれ自体がC言語のソースコードの体を成している様です。

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