「MCPサーバーは“大規模言語モデル(LLM)がデータソースや外部ツールとやり取りするための新しいプロトコル”でUSBのようなもの」と言われても、MCP
って何なのかよくわからないですよね。
この記事では、MCPサーバー
をHTTPと比較したり図解を用いて、できるだけわかりやすく説明していきます。
ざっくり解説
MCPサーバーとは、AI(LLM)
と外部データ・ツール
をつなぐための仕組みです。
MCPサーバーを建てると、AIがGoogle DriveやSlackなど、いろんな外部サービスにアクセスして、効率的にタスクをこなせるようになります。
イメージ: GoogleDriveとAIを繋いで資料を探す時
AI(クライアント)
│
│ 「Google Driveから最新のPDF探して!」
▼
MCPサーバーのwebAPIがGoogle Driveからデータを探す
│
│ データをAIに返す
▼
AI「じゃあこの内容を要約するね〜」
このように、MCPサーバーとが外部の情報とAI(LLM)の仲介役となります。
HTTPとMCPを比べると
項目 | HTTP | MCP(Model Context Protocol) |
---|---|---|
使い道 | WebページやAPIとのやり取り | AIと外部データ・ツールとのやり取り |
クライアント | Webブラウザやアプリ | AI(例:Claudeなど) |
サーバー | Webサーバー(Apache, nginxなど) | MCPサーバー(Google Drive, Slack等と連携) |
まずはうっすら理解することの手助けになれば幸いです。
気になった方は、ぜひ公式ドキュメントも読んでみてください。
参考文献
https://qiita.com/syukan3/items/f74b30240eaf31cb2686
https://zenn.dev/zaki_yama/articles/mcp-server-getting-started
https://qiita.com/syukan3/items/5c3c9321d713bc1d8ecf