#はじめに
Alexaのカスタムスキルで認証が必要な外部サービスと連携するスキルを作成するには、外部サービスへの認証情報をどこかに保存する必要がありました。自身で認証情報を保管するサーバーを準備するのは難しいと思い、カスタムスキルの構築を諦めていましたが、AWS Cognitoのサービスを利用すれば個人レベルでも比較的容易に構築が可能であることがわかりました。しかし、いざつくりはじめてみると参考に出来るページが少なく構築まで苦労したため、自身の覚書としても使えるように手順をまとめました。
##構築するもの
認証が必要な外部サービスのデータを利用した、Alexaのカスタムスキルを構築する
※ただし今回の手順では外部サービスへ連携するところまでは行いません
##利用する環境など
- Alexaカスタムスキル
- Lambda(Python3.8)
- Cognito
##手順とリンク
1. Alexaでカスタムスキルの呼び出し部分を作成
2.Lambda Python3.8でAlexaから呼び出される関数を作成
3.LambdaとAlexaを連携させてカスタムスキルの完成
4.Cognitoで認証情報を保存するユーザープール作成
5.AlexaとCognitoをアカウントリンクして認証情報をLambda関数で利用できるように修正