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ブラックPEOPLEくん(Slack Bot)との熾烈な戦い

Last updated at Posted at 2018-11-09

あっ、ずっと前から Slack Bot 作ってみたかったんですよ。

ずっと温めてたけど

なんで急に作ろうと思ったか。

うちの会社の新人ちゃんとその先輩が Unibo から Slack にメッセージを飛ばすみたいなことやってたので、そろそろやろうかなと、思ったわけです。

:link: 新人ちゃんの記事

:link: その先輩の記事

Bot と言ったものの...

よくメンヘラ Bot とか聞きますけど、自分で作るとなると題材がなく...

あっ!

うちの会社のマスコット的な子、PEOPLEくん(非公式)っていうんですけど、これ使おう!

original.png

:arrow_up: これね

でも、個人的なイメージだけど Bot って毒舌だよね。だよね?

ブラックにしてしまえ!

black-people-kun.png

はい、いいのかなこんな事して?

おっと、誰かが来たようだ...

本題(Slack 側)

Slack Bot を作るためには Slack API のページから Slack App を作成する必要があります。

:link: Slack API

1. Create an App を押す

押すだけ!

bot1.png

2. アプリ名と導入する Slack のワークスペースを選択

App Name」にアプリ名を入力します。

利用したいワークスペースを「Development Slack Workspace」から選択して「Create App」!

bot2.png

3. Bot にする!

左側の「Bot Users」を選択すると画面が切り替わるので、「Add a Bot User」押す!

bot3.png

4. Bot に命を吹き込む

Display name」に Bot の名前を入力します。

(日本語も OK だよ!)

Default username」はユーザーネーム、つまり Slack の ID にあたる値です。

こちらは日本語むーりー

bot4.png

Add a Bot User」押したら Bot が産声をあげます。

5. Slack と連動

Basic Information」に戻り「Install your app to your workspace」のトグルを開くと「Install App to Workspace」というボタンが現れます。

bot5.png

押したらワークスペースとの認証の許可を聞かれますので、OK したらSlack に Bot が表示されるようになります!

本題(実装側)

Bot なので会話出来るのがいいなと思っていました。

Real Time Messaging API というものが用意されていますので、これを使って Bot を喋らせて見ようと思います!

(実装は Go言語 です)

1. 実装って言っても1ファイルだけだけど

package main

import (
    "log"

    "github.com/nlopes/slack"
)

func main() {
    // API Client を作成する
    api := slack.New("「Bot User OAuth Access Token」を入力するよ")

    // WebSocket で Slack RTM API に接続する
    rtm := api.NewRTM()
    go rtm.ManageConnection()

    for msg := range rtm.IncomingEvents {
        switch ev := msg.Data.(type) {
        case *slack.MessageEvent:
            // メッセージイベントの場合は、入力メッセージを Log 出力
            log.Printf("Message: %v\n", ev.Text)
            rtm.SendMessage(rtm.NewOutgoingMessage("は?", ev.Channel))
        }
    }
}

コード内に概要を書いていますが、

API クライアント作成 :arrow_right: Slack RTM API に接続 :arrow_right: ​ メッセージイベントの場合に喋る!

です!

ちなみにコメントにある "「Bot User OAuth Access Token」を入力するよ" の部分は Slack API のページから取ってきます。

bot6.png

OAuth & Permissions」の「Bot User OAuth Access Token」の値を貼り付けましょう。

動かしてみた

熾烈な争い.png

この子...嫌い。

まとめ

割とすんなり作れると思います。

いろいろな言語で書けるので、好きな言語で作ってみてはどうでしょう?

参考

参考にさせていただきました!

ありがとうございます!!

:link: Slack Botの種類と大まかな作り方

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