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振り返りを始める前に「タイムライン」で振り返りの準備

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はじめに

はじめまして
もうすぐ入社2年目が終わろうとしているエンジニアのkuboです。
今回は、開発チームで振り返りの際に行っていた「タイムライン」について共有します。

なぜ振り返り?

私が所属しているチームは、スクラム開発を行なっています。
スクラム開発では決められた期間(スプリント:1週間〜1ヶ月)の最後に振り返りを行います。
私の所属している開発チームでは、2週間に1回この振り返りを行っています。
1年目の途中から、新卒が振り返りのファシリテーションをする方が、チームとして発言がしやすい雰囲気になるかもということで、振り返りの時間を自分に任せてもらうことになりました。

KPTがむずかしいと感じる2年目

新卒として配属された際このチームではKPTという振り返りが行われていました。

KPTは、KeepとProblemで続けたいことや問題があったことを洗い出し、Tryの開発期間以降にやるアイデアをだす手法です。
KPTは一般的によく使われている手法だと思います。
しかし、自分のチームはKPTでの意見だしに苦労していた点があります。

  • KPT疲れが起きてきた
    • チームがまたKPTだとか、この人がこの付箋出してくれるからいいやみたいな雰囲気が少しあった
  • 自分がKeepやProblemだと思っていることが、本当にそうなのか自信をもてない
  • KPTで付箋を出す以前に、開発期間にいろいろやりすぎてそもそも思い出せていない

ということで、一度KPTを変えてみることにしました。
(いま思えば、KPTをやる意味などをもう一度考え直す、KPTの理解の時間を作るのがよかったのかなと思います。が、当時はそんなことを考えられず、新しいやり方を模索しました。)

振り返りの模索

KPTに関して、変えていこうとなったので、振り返りチートシートを参考にしながら、振り返りの方法を模索します。
ふりかえりを拡張する「ふりかえりチートシート」

振り返りは以下5つのステップが大事だと言われており、

  1. 場を作る
  2. データを集める
  3. アイデアを出す
  4. 何をすべきか決める
  5. 振り返りを終了する

KPTは、この中の2〜4を満たすものとされていますが、私たちのチームでは効果的にKPTを使いこなすことができていませんでした。
ということで、複数種類の振り返りを経て、私が手にした武器
それが「タイムライン」です。

タイムラインの導入と効果

タイムラインとは

タイムラインは、その開発期間において、何があったのか時系列で振り返る手法です。
これは先ほどの5つのステップでは、 2番目の 「データを集める」 をより強化させるものとして導入しました
大体のチームでは、事実と感情2つの軸を共有することで実施します。
その開発期間なにがあったのかを洗い出し、それがうまくいったのか、うまく行かなかったことなのか、グルーピングしていくことで、その開発期間のことを洗い出せるものとなっています。
特に長い期間の開発の振り返り(2週間などではなく3ヶ月とか?)で、モチベーショングラフなどと組み合わせると効果を発揮する振り返りだと思います。

そもそものタイムラインの詳しいことを知りたい方は、こちらの記事わかりやすかったので、参考にしてみてください
ふりかえりのアクティビティ紹介:Timeline

準備のためのタイムライン

私のチームでは、このタイムラインを、この後に行う振り返りのための振り返り準備として導入しました。そのため、事実の部分のみを共有することにしています
狙いとしては以下です。

  • 事実を一度淡々と共有することで、まだ開発期間のことを思い出せていない他のチームメンバーが思い出す時間を作るため
  • 良かったか、悪かったかなども考えると、この付箋をだしていいのか悩む要素となってしまうため

この2点を考えて、事実を淡々と出すタイムラインを振り返りの準備として導入しました。

導入効果

今まではいきなりはじまるKPTでは、開発期間を思い出すだけでKPTの付箋出しの時間が終わっているメンバーもいましたが、何をおこなっていたのか、付箋を出してくれる変化がありました。(少なくとも今までよりは付箋を上げてくれる気がします。)
自分としてもKPTにいきなり入るより、そもそも今スプリントなにやっていたかを思い出す余裕がうまれたため、その後のアイデアを出すフェーズに繋げやすくなったと考えています。

私は、この後振り返りとしては、Good&Moyattoという、この開発期間で起こった、良かったこと、ちょっともやっとしたことを共有→次のスプリントへの話合い(KPTのTRY)を考えるという振り返りに繋げていくやり方を実施しています。

最後に

今回振り返りの準備として「タイムライン」を導入した経験を共有させてもらいました。

開発期間を思い出すだけなら、振り返りの前に振り返りの進行者が、今スプリントでおきた主なイベントを共有する方が時間効率はいいかもしれません。
しかし、自分は進行があった出来ことを共有することをしたくありませんでした。
なぜなら、振り返りにて自分が起きたことを提示してしまうと、視野が狭くなってしまったり、また進行者が出してくれているから付箋出さなくていいやという雰囲気をだしてしまうと考えるからです。
あくまでも主体的になりやすい振り返りをしたい。そんな気持ちでタイムラインを導入しました。

振り返りの準備としてぜひタイムライン導入してみるのはいかがでしょう。

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