はじめに
この記事は、シスコシステムズ合同会社の同士による Cisco Advent Calendar 2021 1つめ の 21 日目として投稿しています。
過去の投稿はこちら。
https://qiita.com/ktsutsum/items/0bde39d88e7e78c89206
https://qiita.com/ktsutsum/items/35788467c2b4be8cdc16
この記事でできるようになること
- flightradar24へデータを提供し、報酬として通常であれば年間5万円以上($499.99/year)する最上位プランを獲得できる
flightradar24とは?
航空機の位置情報を提供しているサービスです。度々ニュースでも取り上げられたりするので目にした方も多いのではないでしょうか。
flightradar24にフィードするとは?
flightradar24はADS-Bという航空機が発信する位置情報を受信して、それを世界中から集めることによりサービスを提供しています。この位置情報を提供することをフィードといいます。
フィードの方法
1.準備するものを用意
- Raspberry
- Pi3Bケース
- 電源
- SD Card
ADS-B受信機
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00VDSFXDC/
アンテナ
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B00WNT00SI/
https://www.amazon.co.jp/dp/B077XC96MY/
上記2点はアマゾンから購入しました。
ADS-B受信機は温度耐性の高いTXCOというものを用いるほうが良いです。
2. 全部つなげる
全部つなげます。
3. OSのインストール
flightradar24のページにセットアップ済みのイメージがあります。
Raspbian LiteがBaseになっています。
OSにより手順が異なります。
4. いい感じの場所に設置
いい感じの場所に設置します。
屋内に設置しても半径50kmの航空機からの信号は受信してくれます。
5. IP固定化とDynamicDNSへの登録
DynamicDNSは各種サービスがありますが、ここではnoipを利用します。
https://www.noip.com/
6. フィードしている情報を確認
DynamicDNSへの登録が完了したら、Flightrada24にアクセスするか、アプリケーションから自分のステータスを確認可能です。
費用対効果計算
初期費用:2万円程度(Raspberry Pi3 + ADS-B + アンテナ)
運用費用:年間600円程度(電気代)
効果:年間5万円程度
参考サイト
FR24 Feeder3分クッキング。(Pi24を使ったFeedを試してみた 2018/2/15追記アリ)
Raspberry Piで航空機のADS-Bを受信してみました “NooElec R820T SDR & DVB-T MESDR Mini dump1090” (1)
ADS-B受信データをFlightradar24へ送ってみた(修正版)
ラズパイの電気代知ってる?全部計算してみた。
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