ErgoDox EZ CIY feature
2018年からキースイッチを 取り替えられるモデルになり、自分で好きに取り替えられるように なったようです。
なので、 公式にはない好きなキースイッチを使おうとしたらちょいとハマったので、書いておこうと思います。
CIY feature
簡単にいえば、キースイッチが半田付けされておらず、工具を使ってキースイッチを取り外せるというものです。
このようにキースイッチを簡単に外すことが可能です。
これでGateronだろうが、Cherryだろうが、Kailhだろうが好きな重さのキースイッチ選び放題です。
ErgoDox EZ CIY featureで使えるキースイッチ種類
キースイッチなんて重いか、静かかくらいの種類しかないかと思ってら、実はマウント方式が違うというのでハマりました。
PCBマウント
基盤に半田付けして固定するキースイッチ
2本爪が出てるのが特徴ですね。
プレートマウント
爪がなくてさらりとしてて、基盤側ではなく、ケースなどで固定して使うもの。
今回のErgoDox EZではこちらを選ぶことになります。
ErgoDox EZ CIY featureにPCBマウントを使った場合
こういうの知らないで、とりあえず刺せたしキーも押せたので気にせず使ってました。
が、使って行くうちに異変が……
仕事中にMキーが飛びました
PCBだと奥まで刺さらず、甘い状態になっており、自分のタイピングした後戻りの力で、キーが飛びました。
これくらいならまだいいのですが、optionキーも微妙に浮いて通電せず、optionを押せないというので、20分くらいマシンに異常がないかどうか調べてしました……
ちゃんと調べないとダメですね😊
自分の好きなキースイッチを使う
自分が好きなのは、軽くて、静かなキースイッチです。
重さは35g、そして静か!
今これを満たせるものがないので、合成します!
###材料
Gateron clearはバネの重さが35gですが、ErgoDox EZにつけると結構カタカタ音がします。
このうるさいのを静かにさせるために、このスイッチにGateron siletn redの軸を移植します。
まずはGateron clearを分解
分解するために、クリップを分解して専用工具を作り出してます。
次はGateron silent redを分解
この赤い軸が接触箇所に特殊加工して音が静かになるようにしてるので、これをGateron clearの軸と取り替えます
これで完成です。
まとめ
ErgoDox EZ CIY featureはCherry MX互換スイッチのプレートマウントであればなんでも使えるので、好きなキースイッチを選べばいいですし、
気にいるものがなければこのように中身を分割してあれこれすることができます。
さぁ、楽しいキースイッチカスタマイズ生活をどうぞ!