7
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

RStudioAdvent Calendar 2017

Day 7

rstudio.cloud の紹介

Last updated at Posted at 2017-12-07

rstudio.cloud とは

rstudio.cloud とは クラウド環境中の RStudio Server が(今のところ) 無料で使えるサービスです。
(ただし,まだ alpha ステージのサービスですのでその点ご注意ください。)
利用するにはこのサービスへのサインアップ・ログインが必要です。
(サインアップ・ログインは Google または GitHub のアカウントでもできます。)

その機能は「RStudio Server Open Source Edition に

  • Project Sharing
  • Multiple R Versions
    を足して少しクラウドサービス独自色が入ったもの」ぐらいの認識で問題無いかと。

rstudio.cloud について詳しく

rstudio.cloudにはまず大別して

  • Workspace
  • Workspace以外のSpace

という概念があります。前者はpublicな Space, 後者はpublicではない Space になります。
前者のSpaceは最初から一つだけ存在するもので, 後者はユーザが自ら作るものになります(後者は複数作れます)。
Space の概念の下には複数の Project がありこの Project が1つの RStudio Server 環境に相当します。

Workspaceについて

image.png

上記画像では public な Space (Workspace) に hoge と moge と名付けた2つの RStudio Server 環境が存在しているわけです。
Primers と Trash は全ユーザーのWorkspace中に最初から存在する Project 集です。

Primers には R 言語の学習用に RStudio 社が用意してくれている Project がいくつがあり,
Trash には要らなくなった Project を捨てるようになっています。

Workspace 以外の Space

画像中で foo と名付けられた Space は私が作成したもので public ではない Project 集になります。
Project が public かそうでないかは Project 名右下のロックアイコンによって確認できます。

image.png

また Workspace 以外の Space には他の rstudio.cloud ユーザを招待しその Space 内の Project を共有できるようになっています。

結び

まだ alpha ステージのサービスなので データ・環境安定性・性能 などの保証はできません (その說明の記述も無いように思いました)。
ですがクラウドの利便性を無料で得ることができるという点で試されて損は無いかと思います。

以上。

7
3
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
3

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?