1. はじめに
今回は、Javaの「型」について説明していきます。
前回のお話の途中に、「整数」という単語をチラっと出しました。
今回は、この単語に関わるお話になります。
2. 型
Java では、変数に型というものがあります。
前回では、
int number;
と書きましたが、int が型になります。(numberは変数名ね)
この int という型は、整数を扱う場合に使う、箱のようなものになります。
他にも、いろいろと型が存在しますので紹介します。
2.1. プリミティブ型
Java で、予約語として定義された型の一群。
文字、整数、浮動小数点数などを保持してる箱たちです。色々な大きさの箱があると想像してもらえるといいかな。
浮動小数点数とは、5.34 や 2.887 などのような小数を扱う時に使われる数です。
基本、整数を使いたい場合は、int を、
浮動小数点数を使いたい場合は、double を指定しておくのが定石かと思います。
2.1.1. 整数
型名 | 説明 |
---|---|
byte | -128 ~ 127 |
short | -32768 ~ 32767 |
int | -2147483648 ~ 2147483647 |
long | -9223372036854775808 ~ 9223372036854775807 |
2.1.2. 小数
型名 | 説明 |
---|---|
float | 32bit 単精度浮動小数点数 |
double | 64bit 倍精度浮動小数点数 |
2.1.3. 文字
型名 | 説明 |
---|---|
char | 1文字のみ |
2.1.4. 真偽値
型名 | 説明 |
---|---|
boolean | true 又は false |
2.2. オブジェクト型
これは、クラスというものを型として使用した時などに使う型です。
クラスについては後々の記事で触れます。
豊富にありますし、自分で作成することもできる型なので、1つだけ紹介しておきます。
2.2.1. 文字列
型名 | 説明 |
---|---|
String | 文字列を扱う |
この String という型は、複数の文字を文字列として扱える非常に便利屋です。
(文字と文字列は異なるものなので注意!!)
また、この String は、Java でも特別なオブジェクト型で、上記のプリミティブ型のような感覚で使えるメリットがあります。
3. おわりに
今回、特に覚えて頂きたいのは、
int , double , char , boolean , String
以上の5つです!よく使うものですし、、
プログラミングすることが無くて申し訳ないです。
それと、記事に関しては極力、短めにしたい...と思っています。
次回は、「リテラル」についてお話しようかと。
次回 →「Javaのお勉強 ~その4~ リテラル」