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AWSの各リージョン・AZごとにti.microのUnixBenchを取ってみた

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0.各リージョン・AZごとにUnixBenchをしてみたかった理由


  1. 個人鯖を立てるにあたり、風の噂でシンガポールリージョンが早いと聞いた


  2. どれだけ早いのか知りたくなった

  3. 自腹での実験ゆえ、ti.micro縛り

  4. Advent Calendarでウケるのではないか?!という期待w


1.環境


  • AWSのAmazon Linux(amzn-ami-pv-2013.09.2.x86_64-ebs)の各AMIをt1.microで

  • UnixBench 5.1.3(デフォルトで使用)


2.UnixBenchの導入手順と実行

まず、UnixBenchの導入手順と実行は以下の手順。

$ sudo yum install perl-Time-HiRes  

$ sudo yum install gcc
$ wget https://byte-unixbench.googlecode.com/files/UnixBench5.1.3.tgz
$ tar xvzf UnixBench5.1.3.tgz
$ cd UnixBench
$ ./Run


3.UnixBenchの実行ルール


  1. t1.microはバーストするので1回の測定が終わったらサーバ再起動


  2. 各リージョンを3回ずつ施行

なので、再起動してログインして、

$ sudo reboot  

再度UnixBenchを実行という流れ。

$ cd UnixBench  

$ ./Run

ti.microのバーストについてはこちらがわかりやすいかな。


ちなみにバースト後にリブートせずに続けてUnixBenchを実行すると80以下の数字になる。


4.UnixBench結果

Unix Bench Ver. 5.1.3
Amazon Linux t1.micro
1
2
3
ave.

US East (N. Virginia)
us-east-1b
254.2
267.9
260.8
260.97

us-east-1c
128.5
128.6
137.3
131.47

us-east-1d
129.7
134.5
138.3
134.17

US West (Oregon)
us-west-2a
225.8
232.8
230.6
229.73

us-west-2b
116.4
123.4
123.4
121.07

us-west-2c
254.3
261.5
264.8
260.20

US West (N. California)
us-west-1a
252.5
260.1
268
260.20

us-west-1c
256.2
265
267.2
262.80

EU West (Ireland)
eu-west-1a
249.4
266.3
259.1
258.27

eu-west-1b
262.7
269.6
265.6
265.97

eu-west-1c
228.6
243.8
240.7
237.70

Asia Pacific (Singapore)
ap-southeast-1a
210.6
251
247.9
236.50

ap-southeast-1b
256.3
269.3
269.2
264.93

Asia Pacific (Tokyo)
ap-northeast-1a
130.2
132.8
133.8
132.27

ap-northeast-1c
250.5
265.6
267.2
261.10

Asia Pacific (Sydney)
ap-southeast-2a
220.1
232.6
231.2
227.97

ap-southeast-2b
216.7
229.8
228.3
224.93

South America (São Paulo)
sa-east-1a
249.2
268.9
267.7
261.93

sa-east-1b
254
266.9
267.6
262.83


5.結果からの考察


  • USではカルフォルニア、AsiaではシンガポールがUnixBenchの結果の値が大きい傾向

  • どのリージョンもデフォルトで選ばれる方のAZが使われる割合が多いのかUnixBenchの結果の値が小さい傾向(一概に言えないが)

  • 記憶が正しければデフォルトで選ばれるAZはユーザ毎に違ったりすると聞いていた気がするので、ある程度は分散されてる?

  • あくまで現在の各リージョンのAZ毎のti.microのBench結果であり、他のインスタンスタイプで同じ傾向が出るとは限らない。(物理サーバリソースやネットワークリソースが全て共通で同じチューニングとは限らないかも)

  • サンパウロとか結果がいいけど、日本からのネットワークレイテンシが悪いからね

  • アジアではシンガポールリージョンがコスト的にもネットワークレイテンシからもオススメなのかもしれない。(個人ユース)


6.今回の反省と今後の展望


  • Vagrant + ChefとShellか何かで自動化を先にすればよかった……

  • 上記を実装することで他のインスタンスタイプや高いサーバもスポットインスタンスで実行するとかいろいろと出来そう

  • 今回のUnixBenchの詳細はゆっくりとアップしていく所存。(個人サイトの方にリンク)

  • 他のベンチマークもやってみようと思っている

UnixBenchの詳細項目についてはこちらが詳しいです。

こんなサイトもあった!


Amazon EC2 Cloud Compute Instances Benchmarked w/ Rackspace Comparison