はじめに
リードや商談の所有者を変更した際に、紐づいている活動予定(行動・ToDo)の割り当て先が、自動で新所有者に変更されます。
しかし、すべての活動が移行されるわけではなく、自動変更されるには特定の条件があります。
本記事では、その挙動と条件についてまとめます。
活動の割り当て先自動変更の条件
結論、「旧所有者が割り当てられている未完了の活動」 のみが、新所有者に引き継がれます。
具体的には以下の2つの条件をどちらも満たす必要があります。
- ユーザーからユーザーへの変更であること
- 所有者と活動予定の割り当て先が同一ユーザーであること
1. ユーザーからユーザーへの変更であること
レコードの所有者がユーザーの場合、所有者を別のユーザーへ変更すると、条件を満たした活動予定も自動で移行されます。
一方で、変更前の所有者が「キュー」だった場合は、所有者をユーザーに変更しても、活動予定の割り当て先は変更されません。
【変更されない例:キューからユーザーへの変更】
所有者をユーザーBに変更すると、以下のような結果となる。
2. 所有者と活動予定の割り当て先が同一ユーザーであること
「レコードの所有者」と「活動の割り当て先」が同じユーザーである場合のみ、活動も一緒に移動します。
【変更される例:「レコードの所有者」と「活動の割り当て先」が同じユーザーである場合】
リード所有者をユーザーBに変更した場合、活動予定の割り当て先はユーザーBに変更されます。
【変更されない例:「レコードの所有者」と「活動の割り当て先」が同じユーザーでない場合】
リード所有者をユーザーCに変更した場合、活動予定の割り当て先はユーザーBのままとなります。
まとめ
以下が所有者を変更した場合の動作例となります。
- 変更前の所有者「Aユーザー」、活動予定の割り当て先「Aユーザー」 → 連動して割り当て先のユーザーも変更されます
- 変更前の所有者「キュー」、活動予定の割り当て先「Aユーザー」 → 割り当て先のユーザーは変更されません
- 変更前の所有者「キュー」、活動予定の割り当て先「キュー」 → 割り当て先のユーザーは変更されません
- 変更前の所有者「Aユーザー」、活動予定の割り当て先「Bユーザー」 → 割り当て先のユーザーは変更されません





