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IBM i 駆け出し日記:Db2 for IBM i のNotebook機能を使う

Last updated at Posted at 2025-01-27

はじめに

VS Codeの拡張機能のDb2 for IBM i のNotebook機能を触ってみましたので、メモを残します。

Notebook機能とは

IBM i システム上での対話型のデータ分析やプログラミングに使用されるツールです。
Notebookを利用することで、データの取得、処理、可視化を直感的に行うことが可能です。

Notebookの大きな特徴として、一つのドキュメントでSQL/CLの実行、実行結果、グラフの挿入、コードを記述できるためストーリー性を持たせて内容を共有できます。
本当にノートみたいにいろんなものをごちゃ混ぜにして持って置けるイメージ、一つのプラットフォームで管理できるので楽です。

Notebookの使い方

前提条件

DB2 for IBM iからアクセスする

DB2 for IBM i を開きます。
image.png

各種サイドバーについて簡単に説明すると

  • SCHEMA BROWSER
    処理をしたいDBライブラリーやスキーマを追加ができる

  • STATEMENT HISTORY
    SQLステートメントの実行履歴が表示される。
    再実行の時に便利

  • SQL JOB MANAGER
    IBM i 接続時に投入したSQLの実行ジョブ履歴が表示される

  • EXAMPLES
    様々なSQLの例文が表示
    DDL/DML/Notebook/IBM i Services

EXAMPLESの中にNotebook機能があります!
image.png

SQLの実行

例として、User Storageを選択します。
クリックすると、ユーザー別のストレージ利用率を棒グラフで示すSQL文が表示されます。
これを実行するとこのようにグラフが出てきます。
image.png

CLとMarkdownの実行

Code for IBM i のNotebookではCL,SQL,Markdownが記述できます。
例でOSバージョンを確認するためのCLをNotebookに書いてみました。
+コードから新しくコード記述の箱を作って書いています。
文字を書きたかったら+マークダウンで書きます。
image.png

CLの実行内容の確認もできます。こんな感じ。
image.png

実際の活用事例とイメージ

あくまで私の例ですが、システム状況の確認SQLやCLたちを一つのNotebookにまとめてローカルに保存しています。(こんな感じ)
image.png
こんなふうに新人が大事なSQLやCLをメモ書きみたいに持っておくのもよし。
またシステム会社さんだったら、お客様先のシステム設定をこのNotebookにまとめて書いて、それをお客様に手渡できるようにとか、後任の方に渡せるようしておくとか。そういう活用法も考えられます。

あっちこっち行かなくても、これ一つでSQLとCLでやりたいことがすぐできるNotebookをぜひ活用していただきたいです!

参考:youtubeにどんなふうに動くかデモがありました!

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